大改造!!劇的ビフォーアフターでのリフォーム費用は誰が負担しているの?

ビフォーアフターでのリフォーム費用

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2002年から放送開始された朝日放送(テレビ朝日系列)による長寿の人気番組で、所ジョージさんの名司会も光っています。(オデコじゃないです)

建築情報・ドキュメンタリー番組でのリフォーム費用が毎回公開されますが、テレビを見ていると下の方にいつも「デザイン料は別」との記載があります。

このデザイン料は一般的にいう「設計料」で、建築士に支払われる報酬のことを言います。
実際に建物を建てる場合には、平屋でも建築法や条例に則った設計にしなくてはいけませんので、設計料、すなわちデザイン料は必ず必要です。
新築の一戸建・建売の場合には総額表示ですので、この設計料も含まれている金額になっています。

独自に建築設計会社や建築家に発注した場合、通常の建築物でしたら、設計した建築士に支払われるデザイン料(設計料)は総工費の10%が相場です。
しかし、デザイナーズになりますと、通常「匠」と言われるプロフェッショナルな建築士さんの、創意工夫やアイデアがふんだんに盛り込まれます。
また現場に行って直接工事を指揮することもありますので拘束時間も長いと、建築費用の50%~100%になる場合もあります。
要するに、リフォーム費用が1000万円が改装費用でしたら、いわゆる「デザイナーズハウス」の場合、建築士さん(匠)に支払うべき報酬は追加で500万円~1000万円と言う事ですね。

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ただし、劇的ビフォーアフターはテレビ番組として放送することもあり、この建築士さんに支払うべき報酬は、いわゆる「出演料」と言う形で、番組から建築士さんに直接支払われます。
番組が「やってみませんか?」と、電話して建築士さんを探しているようです。
そのたる、依頼主の負担はないようですが、建築家さんには「番組の主旨をご理解いただき、ご協力をお願いしています」とありますので、実際に建築士さんに支払われる出演料は、通常のデザイン料よりは大幅に安い・・・。
と言う事ではなく、建築士さんにとっても、出演することで知名度が上がりますよね、と言う事で、出演料は「無償」。
すなわち、デザイン料は無償で匠はボランティアしているのです。

よって、依頼主は、改装に掛かった工事の人件費と材料費などのリフォーム費用を全額負担すると言う事になります。
ただし、予算が500万円だから、500万円で必ずやってくれると言う事ではなく、大体の見積もりは出してくれますが、結局は匠がしたいようにするので、そのリフォーム費用を予算をオーバーすることもあるようです。
もちろん、工務店との話し合いで、ローンは組めます。
銀行などでお金を借りることができれば・・。

あと、引っ越し費用と、工事中の仮住まいの費用も依頼主さん負担ですので、制作する番組側が負担する費用はナシと、かなり安上がりで、視聴率の良い番組作りができていることになります。
※引越・仮住まいの費用は負担してくれると言う似た番組もあります。

なお、番組で採用されるかどうかですが、応募してから4次選考まであるようで、最長だとリフォーム開始まで1年掛かったという話もあるようです。

問題なのは、注文者である依頼主は、現在、不便に感じているところや、困っている点を設計者である匠に伝えるだけと言うことです。
要するに、建築士さんを選べるわけでもなく、どんな設計になるのか?、どのような完成した形になるのか?、事前に確認できることなく、工事が始まります。
その匠の手腕に任せると言う事ですので、仕上がり状態は「お任せ」と、ある意味ではかなりリスクのある契約です。
実際に、依頼者と匠と打ち合わせするのは、2回程度とされています。
よく聞く話では、依頼主は番組収録の時には「感謝」を示します。
しかし、実際問題、使いにくい点などがあれば、結局、あとからまたお金をかけて、修繕していると言います。
例えば、天井が高くて蛍光灯の交換が大変になった、外から丸見えになった、掃除が大変になった、リフォームした時の図面がもらえないなど、良い匠に当たるかですべてが決まるとされます。
番組スタッフから「この匠は、もう2度と使わない」なんて打ち明けれることもあるとか・・。
住みにくい設計になったり、粗い工事になったりするリスクが伴います。

例えば、愛知県の建設会社が請け負った2200万円のリフォームが番組でありましたが、建築士や制作会社の指示で追加工事が複数発生したと言います。
そして、予定のリフォーム代を越える部分について、追加費用の支払いが無いとして、テレビ朝日などを相手に提訴にもなっているケースもあります。
番組側は、放送に間に合わせるため、何かトラブルや無理難題が生じても、納期の厳守を求めてきますしね。
撮影も、同じシーンを色々なアングル・角度から、何本も撮影したりしますので、そのたびに工事も中断したりします。
職人さんの声、ドリルの音、犬が吠えている、航空機が上空を通過した、車の走行音などが入れば、その度に撮り直しです。
このように現場もスムーズに仕事ができないので、工期も遅れがちになったり、職人さんの士気も下がるなどし、工事の人件費などが跳ね上がるのは当たり前でして、工務店は割に合わないようです。
もちろん、ディレクターさんからご家族への演技要求も厳しいものがあります。
番組を作る制作スタッフもある意味「匠」ですので、良い番組を作ろうと言う情熱により、前日撮影したシーンを翌日にまた撮り直しすると言う事案も、当然のように出てきます。

また、窓の数が減って、リフォーム後に大量にカビが発生したなどして、依頼主が建築士相手に訴訟を起こした案件も見受けられます。



実際に工務店に同じ内容でリフォームを依頼しても、番組で紹介された総費用になることはまずあり得ません。
よく、番組では、予算内に抑えるために、大量に資材を仕入れたとか、廃材を使った、安いのを見つけた、時には無料で手に入れたなどと紹介されます。
しかし、実際に通常の改装では、工務店や建築士さんが、わざわざ、安い製品や資材を捜してくれることなんてあり得ません。
そのため、もし、1000万円のリフォーム費用と番組で紹介されていたら、実際に依頼してみると1500万円程度は掛かると考えてください。
だって、あまりにも費用が相場であっりた、普通のリフォームよりも高額であれば、番組として印象も悪くなりますからね。
しかし、ウソの金額(費用)を紹介するわけにもいきませんので、そのあたり、工務店も実際に所は、建築費はかなり値引き対応していると言ってよいです。

以上、リフォームをTV番組として制作している実態でした。

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