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目次 Contents
NHKの連続テレビ小説「わろてんか」のあらすじ・ストーリー展開です。
と言う事で「今後はどうなっていくのか知りたい」と、あらすじをご希望される皆様に、ストーリーを掲載させて頂く予定です。
わろてんかのあらすじは、最終回まで掲載させて頂こうと存じます。
ただし、その後ですので、放送を楽しみたい方は読まない方が良いかも知れません。
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第1週・2017年10月2日から
明治35年(1902年)から物語ははじまります。
主人公の藤岡てん(葵わかなさん)のモデル・モチーフは、吉本興業の創設者である吉本せいさんとなります。
食事をしている際にもよく笑い、父・藤岡儀兵衛(遠藤憲一さん)から怒られる「藤岡てん」は、京都の老舗薬問屋に生まれた9歳の女の子です。
父から笑い上戸を直すように、毎日叱られていましたが、ある日、てんの家にドイツの社長一家が招ねかれてパーティーが開催されます。
母・しず(鈴木保奈美さん)は、豪勢な手料理でもてなし、給仕を手伝う・てんは、酒を注ごうとしました。
しかし、そのとくドイツ人の頭に、ちょうちょうが止まってしまい、リボンそっくりに見えた「てん」は堪えられなくなり大笑いしてしまい、料理をひっくり返すありさまとなりました。
そのため、父より「もう笑うのは禁止」だと怒鳴られます。
笑う事を禁止された「てん」(新井美羽さん)に対して、祖母・ハツ(竹下景子さん)は、禁を解いてもらえるよう、今まで以上に厳しくしつけます。。
てんは母・しず(鈴木保奈美さん)は、今回のドイツ人との商談がまとまるよう、父が必死にドイツ語を勉強していたと聞かされ、迷惑をかけたと落ち込みますが、兄・新一(千葉雄大さん)は、てんの笑顔を見ると元気になると励ますのでした。
薬祭りの日、どうしても楽しい寄席に行きたい風太(鈴木福さん)と「てん」は、こっそり小屋に入りました。
落語を聞いて大笑いしているお客さんの姿を見て「てん」は楽しい雰囲気に心を奪われます。
その帰り道、ガラの悪い男たちに追われて逃げている藤吉(松坂桃李さん)とキース(前田旺志郎さん)に出会いました。
てん(新井美羽さん)は、祭りで出会った藤吉(松坂桃李さん)のことを思い出すと、胸のドキドキが止まらなくなります。
さらに「笑いの色は何色?」という、藤吉から出された謎かけの答えを考えるのですが、なかなか分からず、兄・新一(千葉雄大さん)に助けを求めるのでした。
ある日、台所の酒が夜な夜な減っていくという事件が起こります。
犯人と疑われた風太(鈴木福さん)は疑いを晴らすため、てんと二人で夜中に台所で見張りをしますが、そこに現れたのは意外な人物でした。
そこに現れたのは、お酒が飲めないはずの父・儀兵衛(遠藤憲一さん)でした。
人目を盗んで酒を飲むようになったのは、自分が外国との商談を台無しにしたせいだと「てん」(新井美羽さん)は考えます。
そこで風太(鈴木福さん)に頼んで、ドイツの外国商を訪ねますが追い返されてしまうのです。
てんが心を痛めていることを知った儀兵衛は、台所の酒瓶の中身をすべて捨てて、てんへの笑い禁止を解除しました。
ようやく、笑えることになった「てん」は、藤吉(松坂桃李さん)が出演している寄席小屋へ行きます。
てん(新井美羽さん)は藤吉(松坂桃李さん)の面白い芸が見られると期待していましたが、藤吉は初舞台の緊張で芝居の出番を間違えてしまうと言うハプニングを起こします。
そこで、てんは藤吉を元気づけようとチョコレートを渡して、屋根の上で話すことになりました。
たった一人でも笑わせることができたら、その笑いが広がってもっとたくさんの人が幸せになれると言う藤吉に、てんの心は大きく動くのです。
そして、藤吉はてんに「これからもずっと、わろてんか」と言い残し旅立っていくのでした。
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第2週・2017年10月9日から
17歳の女学生になった、藤岡てん(葵わかなさん)は、藤吉(松坂桃李さん)から届く手紙を、ひそかな楽しみにしていました。
ある日、その手紙が学校の先生に見つかり、母・しず(鈴木保奈美さん)が呼び出されて、親子ともども厳重注意を受けます。
父の儀兵衛(遠藤憲一さん)は大阪の伊能製薬と提携するため、兄・新一(千葉雄大さん)と、伊能製薬のお嬢さんとの縁談を進めようとしていました。
しかし、相手の方は、新一ではなく伊能家の次男と、てんの縁談話を持ちかけらるのです。
こうして、てん(葵わかなさん)の見合い相手となった伊能(高橋一生さん)の写真を見て、母のしず(鈴木保奈美さん)ら、藤岡家の女性は色めき立ちます。
しかし、藤吉(松坂桃李さん)のことが気になっていた、てんは、伊能とのお見合いに気乗りがしません。
風太(濱田岳さん)は、てんが大事にしていた藤吉の手紙を捨てて、藤吉のことを忘れさせようとします。
しかし、逆にてんの藤吉への思いを高ぶらせてしまうのです。
そんなある夜、藤岡屋の薬品倉庫が全焼するという事件が起きました。
火事で外国から仕入れた薬が焼失し、藤岡屋は経営危機に陥いります。
倒産を避けようと、儀兵衛(遠藤憲一さん)は、てん(葵わかなさん)と伊能製薬の次男(高橋一生さん)との縁談を一気に進めようとします。
てんは藤吉(松坂桃李さん)に会って、自分の気持ちに整理をつけようと大阪へ向かいましたが、藤吉を見つけられず途方に暮れてしまいます。
そんな、てんを怪しい男たちが路地に誘い込んで、てんは大ピンチとなりますが、そこに、ある男性が現れるのです。
てん(葵わかなさん)を窮地から救ったのは、偶然にもお見合い相手である伊能(高橋一生さん)でした。
藤吉(松坂桃李さん)への思いを断ち切るため、大阪に来たと正直に話した、てんに、伊能は大いに興味を持ちます。
事情を知った儀兵衛(遠藤憲一さん)は大阪から戻った、てんを蔵に閉じ込め、藤吉からもらった手紙を全て燃やしてしまいました。
藤岡屋の経営危機を知った取引先が、店に押し掛けて、騒ぎになる中、懸命に対応していた新一(千葉雄大さん)が持病のぜんそくで倒れます。
てん(葵わかなさん)と伊能(高橋一生さん)の縁談も破談となり、伊能製薬からの経済支援をあてにしていた儀兵衛(遠藤憲一さん)は意気消沈します。
しず(鈴木保奈美さん)と、てんは、新一(千葉雄大さん)の病気が良くなるよう、神社にて御百度参りを始めました。
その甲斐もあってか、少し回復した新一は「つらいときこそ笑うんだ」と、優しくてんを励まします。
何とか藤岡屋を立て直そうと、必死に頑張る儀兵衛でしたが、ついに万策が尽き、姿を消してしまいます。
新一(千葉雄大さん)が亡くなりました。
その悲しみを乗り越えて、藤岡家の家族に笑顔が戻ります。
てん(葵わかなさん)は、婿を取って店を継ぐ決心をして、伊能(高橋一生さん)にもう一度縁談を考え直して欲しいと手紙を送るのでした。
伊能は、てんの手紙に添えられていた新一の論文に興味を持ち、経営危機の藤岡屋に投資を申し出ます。
しかし、伊能は、てんが藤吉(松坂桃李さん)のことを心に秘めていると、改めて知り、てんとの縁談を断るのでした。
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第3週・2017年10月16日から
8年ぶりに藤吉(松坂桃李さん)と再会した、てん(葵わかなさん)は、藤吉が人気芸人であると言い、喜びます。
儀兵衛(遠藤憲一さん)は、てんに藤岡屋を継がせるために入婿を捜しますが、藤吉と再会した、てんは、縁談に気乗りがしません。
見かねたトキ(徳永えりさん)が、てんを占い師の所に連れて行くと、運命の人は藤吉だと告げられてしまいます。
しかし、リリコ(広瀬アリスさん)から、藤吉が芸人だというのは真っ赤なウソだと言われ、ショックを受けるのです。
てん(葵わかなさん)は、藤吉(松坂桃李さん)がなぜ嘘(うそ)を言ったのか知りたくて寄席い行きます。
じつは、藤吉は芸人ではなく大阪の米問屋の跡取り息子だと知ったてんは、藤吉への思いを断ち切ろうと決めるのです。
しかし、てんは、藤吉の芸人仲間キース(大野拓朗さん)のケンカ騒動に巻き込まれてしまい、頭にけがを負った、藤吉のの傷が癒えるまで、店の蔵に藤吉とキースををかくまうのでした。
倉にいる藤吉が、儀兵衛(遠藤憲一さん)らの家族にバレないよう、てんは、風太(濱田岳さん)に協力を頼みます。
しかし、藤吉の行方を探していたリリコ(広瀬アリスさん)が、店に押しかけ、藤吉を返せと騒ぎを起こします。
てんが藤吉をかくまっていたと知った儀兵衛は激怒し、蔵の中にいた藤吉を引きずり出しました。
婿を取って藤岡屋を継ぐ身のてん(葵わかなさん)と、米問屋の跡取り息子の藤吉(松坂桃李さん)の恋は許されるはずもなく、儀兵衛(遠藤憲一さん)は店から藤吉を放り出し、てんを蔵に閉じ込めます。
てんは笑顔を見せなくなり、しず(鈴木保奈美さん)が食事を持ってきても手を付けません。
夜にこっそりと、藤吉が来て、蔵の外から声をかけると、てんには笑顔が戻りますが、その様子を目撃した風太(濱田岳さん)は藤吉を追い払います。
風太(濱田岳さん)から、てん(葵わかなさん)をあきらめろと言われた藤吉(松坂桃李さん)は、初めて、てんを愛していることに気がつきます。
蔵に閉じ込められた、てんは食事も取らず、笑わなくなり、藤岡家は暗い雰囲気になります。
風太は伊能(高橋一生さん)を訪ね、てんとの縁談を考え直して欲しいと頼みますが、きっぱりと断られてしまいます。
藤吉は母が倒れたと知らせを受け、大阪に帰る前、最後に何とかてんを笑わせようと決意して蔵に向かうのでした。
藤吉(松坂桃李さん)のおかげで、笑いを取り戻した、てん(葵わかなさん)は、密会していたことが儀兵衛(遠藤憲一さん)にわかってしまいます。
藤吉はてんと結婚したいと儀兵衛に願い出ますが許してもらえず、てんが藤吉と一緒になりたいと言うなら勘当だと言います。
それでも、藤吉のことを思い切れない、てんは、藤岡家を出る覚悟を決め、涙ながらに儀兵衛と、しず(鈴木保奈美)に育ててもらった感謝を伝えるのでした。
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第4週・2017年10月23日から
藤吉(松坂桃李さん)は、てん(葵わかなさん)を連れて、大阪船場の米問屋・北村屋の実家へ向かいます。
母の啄子(鈴木京香さん)は、家に戻った藤吉を喜んで出迎えますが、てんに関しては認めません。
それどころか、許嫁だと言い、無理やり、楓(岡本玲さん)を藤吉と引き合わせます。
行く当てのない、てんは、何とかして北村屋にいさせてもらえるよう、啄子にお願いしますが、女中としてなら置いても良いと言われます。
こうして、てんの女中修業が始まるのでした。
米問屋・北村屋で女中として働きだした、てん(葵わかなさん)は、掃除に炊事、洗濯と毎日忙しく働きました。
娘が心配な、しず(鈴木保奈美さん)は、トキ(徳永えりさん)を大阪に送ります。
てんは、トキの助太刀にて、啄子(鈴木京香さん)に対しても、いっそう明るく立ち向かいます。
一方、藤吉は、はっきりと楓(岡本玲さん)に結婚する気はないと伝えましたが、啄子(鈴木京香さん)が、てんと楓に、米を売る勝負をさせて、二人のどちらが嫁に相応(ふさわ)しいかを決めると言いだします。
てん(葵わかなさん)と、楓(岡本玲さん)は、藤吉(松坂桃李さん)が間違って仕入れた、古米や外米を、どちらが多く売れるか、を競うことになりました。
はじめは商売上手の楓が有利となります。
しかし、古米を団子(だんご)にして、客の関心を得たり、カレーの試食をやって外米を売るアイデアで、てんが逆転勝利となりました。
てんの斬新な売り方を目の当たりにした啄子(鈴木京香さん)は、てんを認めて、北村屋の「始末の極意」を伝授します。
しかし、勝負で、てんが勝ったものの、相変わらず楓(岡本玲さん)が、藤吉(松坂桃李)の結婚相手のままでした。
そこへ現れたのが、風太(濱田岳さん)で、女中姿のてんを見て、思わず藤吉を殴ってしまいます。
てんを京都に連れ帰るという風太に、藤吉は「てんを一生笑わせる」という約束を、命を賭して守ると誓い、てんも藤吉と一緒にいるときっぱり答えるのでした。
京都に戻った風太から、娘の窮状を聞いた、しず(鈴木保奈美さか)は旅に出ようとします。
てん(葵わかなさん)との結婚を、啄子(鈴木京香さん)に認めてもらうため、藤吉(松坂桃李さん)は、産地から米を直接買い付けて、売ろうと考えます。
しかし、仕入れた米は、味は良いが値段が高いと番頭に怒られてしまいました。
そんな中、しず(鈴木保奈美さん)が、北村屋に現れて、啄子に面会を申し出ます。
てんを迎えにきたと思いきや、しずは、娘を商人として一人前に仕込んで欲しいと、啄子に頼み込むのでした。
そして、藤吉と添い遂げる覚悟を持てと、てんに告げます。
てん(葵わかなさん)は、母からもらった着物がなくなり、一番に楓(岡本玲さん)を疑います。
商売に励む藤吉(松坂桃李さん)は、店の経営状態に不審を抱き、経理台帳を見ようとして、啄子(鈴木京香)から妨害を受けます。
てんは着物を盗んだのが楓でないことを知って、楓を疑ったことを謝ります。
楓は自分の思う道をがむしゃらに進む、てんが疎ましくて、意地悪をしたと謝り、これからは「てん」のように生きたいと笑い、北村家を去っていくのでした。
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第5週・2017年10月30日から
米問屋の北村屋が多額の借金を抱えていることがわかった藤吉(松坂桃李さん)は、自分がこの借金を返済して店を建て直すことができたら、てん(葵わかなさん)との結婚を認めてほしいと、啄子(鈴木京香さん)に詰め寄ります。
しかし、店を切り盛りしていた番頭さんが、商売敵である米屋に引き抜かれて、客を持っていかれてしまい、北村屋はさらに窮地に陥ります。
新規顧客を探して営業に出る藤吉でしたが、そのとき、昔の芸人仲間の万丈目(藤井隆さん)と、キース(大野拓朗さん)に再開するのでした。
藤吉(松坂桃李さん)は、ほとんど店に姿を出さなくなり、北村屋の使用人らは、先行きに不安を感じ始めます。
てん(葵わかなさん)は、藤吉を信じて店の仕事に頑張りますが、手代も退職してしまい、負担が啄子(鈴木京香さん)にかかります。
無理がたたり、腰を痛めた啄子は、てんに、つい弱音を語ってしまいます。
そのころ藤吉は、キース(大野拓朗さん)が持ち掛けてきた、もうけ話で一山当てて、店の借金を帳消しにしようと考えていました。
藤吉(松坂桃李さん)は、キース(大野拓朗さん)のもうけ話にて、外国から「パーマ機」を大量に購入しました。
しかし、それらの機械が欠陥品だと分かり、ぼう然とします。
てんは家に戻って来ない藤吉を心配し、あちこち探し回ると、リリコ(広瀬アリスさん)の家にいるところを見つけて、ショックを受けるのでした。
藤吉はだましたキースを捕まえるため、リリコの家で待ち伏せしていたと言い訳をしますが、てんは、リリコの家に上がり込んで、一緒に待ち伏せすることにしました。
藤吉(松坂桃李さん)は、北村屋の家と土地を担保にして、高利貸しから借金していたことが、啄子(鈴木京香さん)に知れます。
啄子は、てんに京都へ帰れと言いますが、意地でも帰らないと言い張ります。
藤吉の窮地を救いたい、てんは、貿易に詳しい伊能(高橋一生さん)を頼って相談に行きます。
しかし、藤吉と一緒になるのは間違いだと諭されてしまうのでした。
藤吉は、ふがいない自分にむち打つように、少しでも米を売ろうと荷車を引いて町を売り歩きます。
店が高利貸しに取られないよう、必死に抵抗する啄子(鈴木京香さん)を見た、藤吉(松坂桃李さん)は、捨て身の芝居を打って高利貸しを帰らせます。
てん(葵わかなさん)は、店にある米を最後の一粒まで売り切ろうと決心した藤吉に協力して、大阪の町中を一緒に売り歩きました。
万丈目(藤井隆さん)の店で、ご飯を食べていた、てんと藤吉でしたが、そこに居合わせたキース(大野拓朗さん)ら芸人が、芸を見せてわらわせてくれて、久しぶりに腹の底から幸せを感じます。
てん(葵わかなさん)は、芸能が好きな藤吉(松坂桃李さん)のため、米屋はあきらめて寄席経営を始めようと提案します。
しかし、啄子(鈴木京香さん)の猛反対にあい、あえなく却下されてしまいます。
北村屋の家土地を売却して、借金を返済した啄子は、引っ越しの当日、店を隅から隅まで丁寧に掃除して、北村家代々の先祖に泣いて謝りました。
てんは北村家の嫁として、これから厳しく指導して欲しいと、啄子に頼みますが、嫁と認めたわけではないと拒絶されてしまいます。
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第6週・2017年11月6日から
てん(葵わかなさん)と藤吉(松坂桃李さん)は、啄子(鈴木京香さん)を連れて芸人たちが住む貧乏長屋に引っ越しました。
啄子は寄席開業をしたい藤吉に対して、1ヶ月経過してもメドが立たなければあきらめろと言います。
てんと藤吉は、寄席小屋を探すために大阪中を歩き回りますが、なかなか良い物件が見つかりません。
万丈目(藤井隆さん)ら長屋の住人たちが、もち米の代わりに、雑草で餅を作っているのを見た啄子は、塩を節約するケチの極意を伝授します。
藤吉(松坂桃李さん)は、近所に廃業した寄席をみつけて気に入り、てん(葵わかなさん)の後押しも受けて、その寄席にしようと決めます。
しかし、大家の亀井(内場勝則さん)は、偏屈者で藤吉の話を聞こうとすらしません。
蓄えを切り崩す生活の中、啄子は日銭を稼ごうと、芸人のアサリ(前野朋哉さん)に手伝わせて、野菜の行商を始めました。
てんも昼は食堂で働いて、夜はお針子の内職をして寝る間もありません。
そして、ある晩、藤吉がリリコ(広瀬アリスさん)から呼び出されます。
藤吉(松坂桃李さん)は、リリコ(広瀬アリスさん)が、ひいきの旦那と金目当てで結婚すると聞いて、猛反対をします。
夜中に藤吉とリリコが痴話げんかしていたという噂が長屋に広がり、てん(葵わかなさん)はショックを受けるのでした。
しかし、啄子(鈴木京香さん)から藤吉のことを信じるのが大事だと諭され、てんは藤吉の寄席探しが成功するよう頑張ります。
一方京都では、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一さん)に異変が起きていました。
京都から突然、風太(濱田岳さん)がやってきましたが、いつもと違うその様子に、てん(葵わかなさん)と藤吉(松坂桃李さん)は気が付きました。
藤吉が亀井(内場勝則さん)を訪ねると、寄席を売って取り壊すことに決めたと言われ藤吉はショックを受けます。
しかし、亀井の本意は寄席をこのまま残すことだと信じるた、てんは、もう一度藤吉と一緒に亀井の元を訪ねるのでした。
そして寄席を自分たち夫婦に任せてもらえれば、また昔のように笑いで一杯にしてみせると夢を語ります。
てん(葵わかなさん)と藤吉(松坂桃李さん)は、待望の寄席を亀井(内場勝則さん)から譲ってもらえる約束を得られました。
しかし、最後の難関・啄子(鈴木京香さん)の説得が残っています。
キース(大野拓朗さん)と、アサリ(前野朋哉さん)が、啄子に寄席開業を認めさせると説得を買って出ますが、ぜんぜんうまくいきません。
てんと藤吉は、早朝に家を出たままの啄子を心配して町を探すと、藤吉が買おうとしている亀井の寄席の客席にて、立ち尽くす啄子を発見して驚くのでした。
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)が購入できることになった寄席を、興行師の寺ギン(兵動大樹さん)が、即金で買うと割り込んできます。
すぐにお金を用意できない藤吉は、あきらめようとしますが、てんは、意を決して京都の実家へ向かいました。
母のしず(鈴木保奈美さん)からは、すぐに帰るように諭されますが、てんは「今日は娘ではなく、商人として来た」と言います。
そして、父の儀兵衛(遠藤憲一さん)に、借金を申し込みますが、当然、断られてしまいます。
しかし、そこへ祖母のハツ(竹下景子さん)が助け舟を出すのでした。
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第7週・2017年11月13日から
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)は、念願の寄席を手に入れました。
しかし、座布団や湯のみなど、必要な備品の用意ができておらず、啄子(鈴木京香さん)に、あきれられてしまいます。
万丈目(藤井隆さん)ら、芸人の協力を得て開業準備を進めますが、肝心の寄席に出てくれる出演者が集まりません。
そこで藤吉は、客が呼べる落語家を探し回りますが、新規開店の小さな寄席に、出演してくれる芸人は見つかりませんでした。
そんなある日、藤吉はてんの一言から、この新しい寄席の名前を思いつきます。
「風鳥亭」と名前が決まった寄席気が開業しました。
てん(葵わかなさん)は、呼び込みからお茶子まで、何役もこなし、藤吉(松坂桃李さん)も席主として忙しく働きます。
キース(大野拓朗さん)や、アサリ(前野朋哉さん)は、張り切って高座に上がりますが、客の反応はイマイチです。
藤吉が見つけてきた落語家もまったくウケず、日を追うごとに客足がどんどん減って行きました。
このままでは京都の実家から借りたお金の返済ができないと焦るてんを、意外な人物が訪ねて来ます。
どんどん客が減っていく風鳥亭を立て直そうと、てん(葵わかなさん)は懸命に働きます。
藤吉(松坂桃李さん)は、人気落語家に出演交渉しますが断られます。
そのため、芸人を寄席に派遣する、太夫元の寺ギン(兵動大樹さん)にも頼みますが、話すら聞いてもらえません。
気落ちした藤吉が戻って来ると、寄席の前で伊能(高橋一生さん)が待ちかまえており、なぜか飲みに誘われました。
酔った二人は、寄席やてんのことで言い争いになり、大ゲンカを始めてしまいます。
てん(葵わかなさん)と藤吉(松坂桃李さん)は、伊能(高橋一生)から大阪落語の重鎮・文鳥(笹野高史さん)を紹介してもらいました。
憧れの文鳥に会った藤吉は、安易にツテを頼って出演交渉に来た姿勢を、たしなめられてしまいます。
風鳥亭の客入りは相変わらず悪く、先行きに不安を感じたアサリ(前野朋哉さん)は、別の寄席に出演すると姿を消しました。
てんは家計を支えようと、また内職を始めますが、それを見た啄子(鈴木京香さん)がある決心をします。
藤吉(松坂桃李さん)は、出演してくれる芸人を毎日探しますが、誰一人見つからず、とうとう、出演者は、万丈目(藤井隆さん)、キース(大野拓朗さん)ら3人だけになってしまいました。
てん(葵わかなさん)は、この状態では寄席の営業を続けるのは無理だと考えて、藤吉に文鳥(笹野高史さん)にもう一度会って出演交渉して欲しいと頼みます。
てんは、尻込みする藤吉に、伊能(高橋一生さん)から聞いた、カレーの話をヒントに、文鳥を説得できる秘策を思いつきます。
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)は、風鳥亭の存続をかけて、文鳥(笹野高史さん)の特別興行を開催します。
伊能(高橋一生さん)の助言で、新聞でも紹介されて、風鳥亭はたくさんの客で満員となりました。
しかし、高座に上がった文鳥が前座噺(ばなし)の『時うどん』をやると言うと、文鳥の十八番を期待していた客たちは、驚いて騒ぎ出します。
しかし、噺(はなし)が進むにつれて、文鳥の巧みな芸に引き込まれ、寄席は爆笑の渦に包まれてゆくのでした。
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第8週・2017年11月20日から
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)が開業した寄席は、客足も順調になってきましたが、芸人たちを差配する、寺ギン(兵動大樹さん)への支払いが多くなり、もうけがほとんど出ない状態でした。
客の回転率を上げて、何とか売上げを伸ばそうと考えた二人は、寄席経営のベテラン・亀井(内場勝則さん)の秘策を試してみます。
しかし、客足が途絶えてしまい、てんの実家から借りた開店資金返済のめども立たず、業を煮やした啄子(鈴木京香さん)はある決意をします。
商売に不慣れな、てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)には、寄席経営を任せられないと、啄子(鈴木京香さん)が立ち上がったのでした。
客への団扇(うちわ)の貸し出し、下足をきれいに磨くサービスなど、次々と新しいおもてなしを始め、客足の回復に取り組みます。
てんは寄席で、冷やし飴(あめ)を売ることを思いつき、売り方にも一工夫して、売り上げを伸ばしました。
そんな、てんの才覚を目の当たりにした伊能(高橋一生さん)は、藤吉にとんでもないお願いをします。
伊能(高橋一生さん)は、斬新な「冷やし飴」を考案した、てん(葵わかなさん)の発想力と商才にほれ込み、自分の商売にも、てんの力を貸して欲しいと頼み込みます。
そのかわり、伊能は藤吉(松坂桃李さん)と一緒に、寄席の表で、客の呼び込みをする事になりました。
昼間の通りには女性や老人がたくさんいることに気づいた伊能は、夜営業だけの寄席を、昼にも興行してはどうかと提案します。
その読みはぴたりと当たり、昼間でも、女性客や老人客が風鳥亭で笑うようになりました。
昼興行を始めた風鳥亭は客足も伸びて、てん(葵わかなさん)は、藤吉(松坂桃李さん)の寄席経営を支える、充実した日々を送っていました。
しかし、いつもと様子のまったく違う、暗くて無口な風太(濱田岳さん)が突然現れ、てんは幸せな日常から一気に奈落の底に突き落とされます。
妹の結婚式の様子や、家族が元気にやっているかを聞きたがる、てんに対して、やっと重い口を開いた風太が告げたのは、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一さん)のことでした。
父の死のショックを乗り越え、てん(葵わかなさん)は、再び寄席の商売に身を投じて行きます。
その姿を見た風太(濱田岳さん)は、安心して京都に戻って行きました。
ある日、てんは、藤吉(松坂桃李さん)と、啄子(鈴木京香さん)に、寄席の入場料を「半額」にすることを提案します。
半額でも客が増えれば、儲けは増えるというてんの考えに納得した藤吉と啄子は、この大きな勝負に打って出るのでした。
そんな時、京都からおトキ(徳永えりさん)が突然やって来るのです。
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)が風鳥亭を始めて一周年記念の興行となりました。
客席には儀兵衛(遠藤憲一さん)の遺影を抱えた、しず(鈴木保奈美さん)ら藤岡家のみんなも来ています。
万丈目(藤井隆さん)らの芸に、心の底から笑います。
しずと思い出を語る啄子(鈴木京香さん)は、てんと藤吉を呼んで、北村家家訓の額を譲ると言い出しました。
それはつまり、てんを北村屋のご寮さんだと認め、てんと藤吉の結婚を許すという啄子の宣言だったのです。
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第9週・2017年11月27日から
てん(葵わかなさん)と藤吉(松坂桃李さん)に長男・隼也が生まれて1年となりました。
風鳥亭の客足も順調に伸びており、寄席の仕事と子育てに頑張る、てんです。
藤吉も、家族を養うために、更に売り上げを増やしたいと、伊能(高橋一生さん)に相談し、もう一軒の寄席を購入して収入を増やそうと考えます。
しかし、藤吉が寄席探しに出かけるようになった結果、仕事はてんに負担が掛かり、子守りもままならいところ、目を離した隙に、子供の隼也が行方不明となり、風鳥亭では大騒ぎとなりました。
久しぶりにてん(葵わかなさん)を訪ねた、風太(濱田岳さん)は、大きな荷物を抱えています。
トキ(徳永えりさん)が、大阪へ来た理由をたずねますが、風太は、はぐらかして答えません。
そして、風太は、てんの家に泊まることになり、赤ん坊に乳をやる、てんの後ろ姿に、母性を感じて感慨を深くするのでした。
二人は藤吉(松坂桃李さん)と夕飯を食べようと待ちましたが、藤吉は酒に酔って帰宅し、てんが用意した夕食を、台無しにしてしまいます。
怒った風太は藤吉と口論になるのでした。
東京で売れっ子になった娘義太夫のリリコ(広瀬アリスさん)が、突然大阪に戻ってきます。
藤吉(松坂桃李さん)は、風鳥亭に出て欲しいとリリコに頼みますが、娘義太夫は辞めたと言って、断られました。
てん(葵わかなさん)が、リリコに藤吉への不満を相談すると、リリコは東京で聴いた落語「堪忍袋」の話をしました。
そして、毎日の不満を、袋に向かって大声で吐き出せばいいと言われ、てんは、溜めていた愚痴をさっそく巾着袋に向かってぶちまけます。
仕事と子育てに忙しい、てん(葵わかなさん)の負担を軽くしようと、藤吉(松坂桃李さん)は、隼也の子守りを、リリコ(広瀬アリスさん)に頼みます。
てんは自分に何の相談もなく勝手に藤吉が決めたことが、不満で、伊能(高橋一生さん)に愚痴を聞いてもらい。怒りを抑えました。
そこへ帰ってきた藤吉が、新しい寄席を買うと言って、その日、芸人たちに渡す給金を勝手に持ち出してしまい、ついに、てんの堪忍袋の緒が切れます。
堪忍袋の緒が切れた、てん(葵わかなさん)は、藤吉(松坂桃李さん)と一言も口をきかなくなりました。
仕事場でも亀井(内場勝則さん)を介して、何とか会話が成立している状態です。
そんな二人のことを心配した、トキ(徳永えりさん)や、伊能(高橋一生さん)が仲裁しますが、両者とも一歩も譲りません。
そのころ、風太(濱田岳さん)は京都に戻らないまま大阪に滞在していて、意外な人物の元に身を寄せていました。
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)は、風太(濱田岳さん)が、寺ギン(兵動大樹さん)の下で働き始めたことを知り、驚きます。
そんな中、二人の夫婦仲が、寄席の存続に関わる一大事だと心配した、トキ(徳永えりさん)や、キース(大野拓朗さん)たちは、仲直りさせようと一計を試み、隼也のために端午の節句を祝う準備をするのでした。
仲間らの心遣いに観念した、てんと藤吉は、仲直りのためにお互いの本音を言いあいます。
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第10週・2017年12月04日から
藤吉(松坂桃李さん)は、新しく寄席を増やし、売り上げ倍増を狙います。
そして、お客さんを呼べる芸人を、風鳥亭専属にしたいと考え始めました。
てん(葵わかなさん)は子育てと仕事の両立に四苦八苦し、昼間は息子の隼也を子守りに預けるようになります。
集金に来た、風太(濱田岳さん)から、天才落語家・団吾の人気ぶりを聞いた藤吉は、やはり団吾のような大看板が必要だと、てんを説得して、契約のための資金を用意するよう頼みます。
てん(葵わかなさん)は、天才落語家・団吾(波岡一喜さん)に心酔する藤吉(松坂桃李さん)が、団吾を風鳥亭の専属にしようとしていることに反対しました。
悩んだ藤吉は、伊能(高橋一生さん)に相談しますが、時代の改革者になれと背中を押されて、再び団吾を獲得しようとします。
万丈目(藤井隆さん)ら、最初から支えてくれた芸人たちが、団吾に執心する藤吉を不満に思っていることを知り、てんは心配になりますが、その予感は的中し、万丈目たちが労働条件の団体交渉を申し込んできました。
てん(葵わかなさん)は、道で行き倒れていた、お夕(中村ゆりさん)の面倒を見ることになります。
お茶子も手際よくこなし、三味線も弾けるお夕は風鳥亭で、役に立ってくれました。
藤吉(松坂桃李さん)が、団吾(波岡一喜さん)を専属にしようとしていることを知った、寺ギン(兵動大樹さん)が、怒鳴り込んで来ます。
しかし、藤吉は団吾獲得を、あきらめようとはしません。
そんな中、待遇改善の要求を掲げる、万丈目(藤井隆さん)ら、古い芸人らは、労働争議を激しくしていきます。
てん(葵わかなさん)と、藤吉(松坂桃李さん)は、食い逃げをしようとした、ニセ団吾(北村有起哉さん)が、お夕(中村ゆりさん)の夫だと知ります。
てんは落語家だという、お夕の夫を立ち直らせるため、風鳥亭の高座に上げてあげようと、藤吉に頼みました。
しかし、団吾(波岡一喜さん)獲得のことで頭が一杯の藤吉からはよい返事をもらえません。
万丈目(藤井隆さん)や、キース(大野拓朗さん)ら、古い芸人たちとの団体交渉がついに決裂し、彼らはストライキに入りました。
てん(葵わかなさん)は、お夕(中村ゆりさん)から、夫(北村有起哉さん)は「団真」という名の落語家で、じつは、団吾(波岡一喜さん)の兄弟子だと知らされます。
さらに、お夕が二人の師匠・先代団吾の娘で、団真とは10年前に駆け落ちをしたということを知って驚きます。
毎晩、団吾の接待で料亭を駆けずり回る藤吉(松坂桃李さん)は、真夜中に団吾がただ一人、一心不乱に落語の稽古をする姿を目撃して、ますます風鳥亭に必要な人だと確信するのでした。
藤吉(松坂桃李さん)が不在している間に、出演予定の芸人が遅刻して、てん(葵わかなさん)は困ってしまいます。
ストライキをしていた万丈目(藤井隆さん)たちは、代演を頼まれたら、これでストを止めようと考えていました。
しかし、てんは、団真(北村有起哉さん)を高座に上げることにします。
団真は尻込みしますが、お夕(中村ゆりさん)に、背中を押されて、久しぶりに落語をやる決心をしました。
しかし、団真は噺(はなし)の途中でつまずき、客からやじを浴びせられて高座を下りてしまいます。
第11週・2017年12月11日から
記事が長くなってしまいましたので、12月11日からの分は下記の別記事にて掲載させて頂いております。
ご高覧賜りますと幸いです。
・葵わかなさん~NHK朝ドラ「わろてんか」のヒロイン藤岡てんの役どころなど
・吉本せい~吉本興業の創業者で「おせいさん」と親しまれた明治の女興行師とは
・わろてんか~キャスト・出演者一覧リスト【NHK朝ドラ】
・岡本玲さんが演じる「杉田楓」の役どころ~朝ドラ「わろてんか」
・堀田真由さんの魅力がたっぷり見れそう~NHK朝ドラ「わろてんか」にて妹の藤岡りん役に決定
・徳永えりさんが演じる「トキ」のやくどころ~NHK朝ドラ「わろてんか」
・葵わかなさん プロフィールと経歴 どんな笑顔を見せてくれるの
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