アホとバカの語源と関西・関東で使われる理由


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 関東ではアホの事を「バカ」と言う事が多いですが、関西では「アホ」と言う事の方が多いです。
 今まで特に気に留める事もなかったのですが、なぜ?そんな状況になったのか?
 「アホ」と「バカ」を調べてみました。

 実は、このアホとバカは八切止夫さんと言う方が、独自の歴史観として発表なさっておられます。
 「上杉謙信は女性だった」「徳川家康は2人いた」と言う異説を唱えた方としても知られる歴史家さんですね。

 八切止夫さんの説によると、色々と経緯や前書きがあるのですが、簡単に申し上げますと、南北朝時代に、北朝が勝利して足利尊氏の時代となると「源氏」が支配することになります。

 そして、敗れた南朝方で、特に平氏系の庶民になり下がった者に対して、呆(あきれる)と言う意味と、平家の旗印の色である赤から「阿呆」(あほう)と差別・軽蔑したとの事です。

 それが、次第に「下人」に対しての差別用語として「阿呆」となり、現在の「アホ」に繋がったと言います。


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 さて、「バカ」の方ですが、これは単純に漢字変換してみますと「馬鹿」となります。

 この意味は、源氏系にも拘わらず庶民に成り下がった者の多くは「馬」に乗るのが得意だったことから、馬や鹿のように移動する事を活かした職業である、運送業についた者が多かったようで「馬鹿」になったと言います。

 なるほど、馬が得意な民族である源氏は関東に多くて、平家は関西に多かったので、バカは主に関東で使われ、アホは関西で使われたと納得も行きます。

 そして、関東には「四谷・四ツ谷」と言う地名が多いです。
 これは、馬に乗る民族(源氏)が住んだ場所と言う事でして、その理由は、動物が「4本足」と言う所から来ていると言います。

 しかし、八切止夫さんの説も、私が個人的に述べる事があるのと同様で、ちょっと無理があるように感じますが、このような語源には、本当に分からない点が多いですよね?

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