尊王攘夷とは? 尊王の意味と、攘夷の意味


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桂小五郎 桂小五郎にございます。
 毎度、おおきに~。
 本日は、京の都に来ておりますゆえ「尊王攘夷」と言う言葉について、ご説明致したく存じまする。

 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が好評ですが「幕末はどうもゴチャゴヂャしていて、流れがわかりにくい」と言う方が大半なのではと思いまする。
 実際、そうなんですよね。
 戦国時代だって、本当は、ゴチャゴチャしているのですが、400年以上昔の事なので、余り細かいところまでは受け継がれていなく、大きな点のみが伝わっているため、意外とシンプルに入れるのです。

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 しかし、幕末は今から約150年前の話で、誰が、何月何日どこに行って、何月何日にどうした・こうしたと、非常細かく分かっている点が多いのです。
 もちろん、皆様も含めて人間は毎日一生懸命に生きて、毎日何かしら行っているので、毎日、動向があるのが当たり前なのですが、戦国時代より、幕末は浅い時代ですから、残っている史料も当然豊富なので、いろんな人物が、いろんなことをしていると記録がある為、その分「細かく」なってしまっています。
 その為、ゴチャゴチャし過ぎていて、分かりにくく、流れなどを理解するのになかなか難しい面があるのです。

 このような理由もあるため、なんだか幕末は難しいな?とお思いの方は、ここは、テレビで「花燃ゆ」を1年間見て、幕末の流れを学ぼうと言うくらいの気概の方が良いかも知れません。
 そう考えると、花燃ゆは、滅多にない幕末を勉強する機会でもあります。
 そして、もし、不明な点や興味を持った人物・志士がおられましたら「幕末・維新風雲伝」サイトで確認してみると良いでしょう。

 とは言え、なかなか興味が湧かない方のために、今回は「尊王攘夷」(そんのうじょうい)と言う言葉の意味についてご説明申し上げようと、今日はここに参りました次第です。

 尊王攘夷って、聞いたことはあるけど、詳しい意味までは、イマイチわからないと言う方が多いかと思いますので、今知らなくても恥ずかしくはありません。
 このページをご覧になられて、理解できればそれでOKです。

 尊王攘夷は、2つの言葉がくっついています。

 まずは「尊王」。
 これは、言葉の通り、王を尊ぶと言う事です。
 日本の場合は「王」とは「天皇」を意味しますので、天皇を尊重すると言う意味ですね。
 要するに、幕末においては江戸幕府よりも、朝廷を重んじると言う思想となります。

 「攘夷」とは、夷人、すなわち外国人を追い払って、日本に入れないと言う考えです。
 幕末には、徳川幕府は「開国」、すなわち、外国人に日本を開いて、外国人を受け入れる政策を取る判断をしました。
 しかし、外国の脅威に屈しては、日本をダメにされてしまうと言う恐れもあったため「攘夷」を唱える者も多くいたのです。

 簡単に申し上げますと、幕府の政策は「保守」と「開国」。
 これまでのように自分たち幕府による武家政権の維持をしつつ、アメリカなどからの要求(外国人)に対しては開国すると言う考えですね。
 ただ、この方針は、日本の行く末を案じている人から見れば、弱腰にも見えたのですね。
 その為、幕府はもう当てにできない、幕府に任せていたら日本の将来が危ういと言う事で、幕府のやり方に反対する人の多くは当初は「尊王攘夷」を唱えたのです。
 朝廷も「攘夷」を望んでいました。

 そして、薩摩藩・長州藩は、実際に外国船を大砲で攻撃して、外国相手に「戦争」をしました。
 幕府がやらないから、自ら「攘夷」を実行したのでね。でも、簡単に敗れてしまったのですね。
 そして「攘夷」は無理だと分かり「倒幕」へとの流れになったのです。

 以上、尊王攘夷と幕末の簡単な流れについてでした。

 → 八月十八日の政変をわかりやすく解説
 → 七卿落ちとは?
 → 禁門の変の詳細版

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