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- おんな城主直虎のあらすじ~第11話と第12話【NHK大河ドラマ2017】
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2017年NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」のストーリー(あらすじ)の第11話と第12話です。
いよいよ井伊直親が命を落としてしまいます。
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おんな城主・直虎~第11話のあらすじ
瀬名が自害する日の朝、次郎法師はまだ念仏が足りないと役人に訴え、刑の執行を遅らせている。
そのとき、松平元康の家臣・石川数正が鵜殿長照の2子と瀬名らを「人質交換」することが決まったと伝えに来た。
こうして、岡崎に向かった瀬名でしたが、瀬名の母・佐名と父・関口親永は謀反の疑いをかけられて自邸にて果てた。
そして、井伊谷に戻った次郎法師のもとを、ひとりの山伏が訪ねてきた。
この山伏は、松平元康(徳川家康)の使いで、瀬名を救ってくれた礼と井伊直親宛の書状を携えていた。
井伊直親に対して、松平元康は「鷹狩に招いた」のである。
この申し出を受ければ、井伊家は松平家に寝返ったと言われても仕方ないところだが、小野政次も「今川家と共倒れはごめんだ」と言う事で、鷹狩に応じる返書を出した。
そして、松平元康との密談をした井伊直親は満足して井伊谷に戻ってくる。
松平元康は手にやけどの跡があったなど、会った時の様子を、井戸の近くで小野政次に話す井伊直親は、今川家のしがらみがなくなったら、次郎法師を俗還させて、小野政次の嫁にとの考えを打ち明ける。
そんな話をしているのを知らずに、次郎法師が2人に近づいてきたので、井伊直親は、井戸の子がにぜ助かったのか?と言う話題に話を変えた。
しかし、その後、おかしな事が起こった。
前とは別の山伏が、次郎法師のもとにやってきて、松平元康からのお礼の品を持参したのである。
その山伏は、南渓和尚の知り合いである松下常慶であったが、松下常慶は松平元康とも深いつながりがある人物だ。
そのため、次郎法師は「はっ」と、先日訪れた山伏は、今川家の罠であったことに気が付く・・。
駿府に定例の挨拶に赴いていた小野政次は、寿桂尼の前で凍り付いていた。
井伊直親が差し出した、松平元康への返書を見せつけられたのである。
とぼけた小野政次であったが、その場に、手にやけどをしている男が現れ、もはや言い逃れはできなくなってしまう。
今川家の罠にはまった井伊谷では、松平元康に助けを求めるため、南渓和尚・松下常慶・次郎法師の3人で、急ぎ岡崎城へと向かった。
しかし、松平元康は合力を断ったため、次郎法師は瀬名に井伊谷に来てもらって、いやおうでも松平元康が力添えする状況にしようと考えた。
そして、瀬名に掛け合った次郎法師であったが、残念ながら瀬名が拒否したため、次郎らは井伊谷へ帰る。
覚悟を決めた井伊直親は、今川家の下知に従い、駿府行くと言うが、井伊直満が殺害されたことを根に持っている、井伊直平らは大反対する。
幼い虎松のことを、妻・しのに「頼む」と言い、井伊直親は龍潭寺の次郎法師のもとも訪れて、お経を唱えてほしい言い残して、別れを告げるのである。
・石川数正~徳川家康の家老職を捨て、豊臣秀吉に寝返った智将
・鵜殿長照と人質交換となった鵜殿氏長とその弟である鵜殿氏次
・今川家重臣の関口親永と井伊直平の娘「さな」とは~今川家に尽くすも無念の切腹
・花總まりさんが演じる佐名とは~井伊直平の娘と関口親永の関係
・「龍潭寺」みどころと南渓和尚と呼ばれた南渓瑞聞とは~井伊家発祥の井戸も大河ドラマで注目
・寿桂尼~今川家の政務を行った駿河の女大名
・松下常慶とは~謎の山伏も井伊家復興に大きく貢献する
・瀬名姫は悪女だったのか?築山御前が殺害された本当の理由とは
・井伊直親とは~井伊家を継ぐもその悲運となった生涯と直虎との関係
・小野政直・小野政次・小野玄蕃・小野朝之【井伊家の重臣である小野家】
・奥山親朝とは~奥山朝利と娘・しの【井伊家一族】奥山六左衛門と奥山孫一郎も
・【虎松】井伊直政~井伊の赤鬼の異名を誇る徳川四天王
・徳川家康【超詳細版】~徳川家康にすごく詳しくなれる詳細版
おんな城主・直虎~第12話のあらすじ
18名の主従と共に井伊谷を立つ井伊直親を、次郎法師は見送らずに、井戸にて水行をした。
井伊直親らは掛川城下にてめった刺しにされ、雪の中、倒れる・・。
意識を失い、三日三晩、寝込んでいた次郎法師は「殿のお帰りじゃ」と言う声で目が覚めるが、そこには井伊直親の遺骸があった。
思わず手を伸ばす次郎法師を、しのは「触るな」「そなたが殺したようなものじゃ」と言い放つ。
その後、どう過ごしたのかもわからない次郎法師は、井伊直親の葬儀が行われていると知っても、体が動かず、お経を唱えることもできなかった。
今川氏真はさらに、幼い井伊虎松を殺害するように下知してきたため、新野左馬助が駿府に赴いた。
切腹覚悟で除名嘆願した新野左馬助のお陰で、井伊虎松は許されたがひとつだけ条件がついた。
それは、老齢の井伊直平が合戦に出陣することであった。
もう誰にも死んでほしくないと願う次郎法師であったが、出陣した井伊直平は毒殺されてしまい、井伊家を支えたていた新野左馬助と中野直由も、引馬城攻めで討ち死にしてしまう。
これで、井伊家を束ねる男は誰もいなくなってしまい、井伊家は滅亡の危機となった。
翌年1565年、駿府に行ったまま戻ってきていなかった、小野政次が井伊谷に帰ってきた。
すでに当主のいない井伊家では祐椿尼が出迎えて対応したが、小野政次は本日から虎松の後見人となることを宣言する。
もはや相談する相手はひとりしかいなく、祐椿尼は龍潭寺に駆け込んだ。
小野政次の目は冷たく、昔の鶴とはもはや違っていた。
男たちは皆死んだのに、小野政次だけは生きていたのだ。
次郎法師は「裏切ったのか」と問い詰めるが、小野政次は「井伊家は同じことを繰り返し、終わるべくして終わったのだ」と言い去っていく。
山伏の一件にて自分のせいで皆死んでしまったと嘆く次郎法師に、南渓和尚は死んだ井伊直親を己の中で生かすのだと悟す。
そして、次郎法師は、亀の魂を宿し、亀となって生きていくと決意する。
井伊谷の館に集まった面々は、小野政次と今川家から新たにつけられた目付の近藤康用・菅沼忠久・鈴木重時、そして奥山家を継いだ奥山六左衛門、中野家を継いだ中野直之。
その中で、南渓和尚は虎松の後見人として「井伊直虎」を推挙する。
聞いたこともない名前に、キョトンとした一同であったが、襖(ふすま)が開いてそこにいたのは、鮮やかな衣装を着た次郎法師であったのだ。
「われが井伊直虎である」
井伊直虎が誕生したのだ。
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※おんな城主直虎は、NHKの商標、または登録商標です。
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