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- おんな城主直虎のあらすじ~第13話と第14話【NHK大河ドラマ2017】
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2017年NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」のストーリー(あらすじ)の第13話と第14話です。
おんな城主・井伊直虎が誕生しましたが、井伊家の財政は厳しく、農民が徳政令を求めてきます。
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おんな城主・直虎~第13話のあらすじ
中野直之は、寺で暮らしているおなごに政(まつりごと)が務まるとは思えないと反対します。
それに対して、龍潭寺の南渓和尚は、小野政次を後見にしたほうが良いのか?と反論し、その小野政次に意見を求めます。
小野政次は、次郎法師(井伊直虎)の覚悟を聞くと、家老として直虎に仕えると承諾します。
こうして、井伊直虎は井伊谷城主となり、さっそく政務につきますが、当主候補として学んできたわけでもないので、何もわかりません。
翌日、小野政次が安堵状・検地の控え・証文などを持ってきて、きちんと把握するようにと言うが、その量は大変な数でした。
政の困難はすぐに表面化し、中野直之と瀬戸という村に出向いた際に、生活に苦しんでいる百姓から「徳政令」(とくせいれい)を懇願されます。
このとき井伊直虎は「わかった」と安請け合いしますが、館に戻ると奥山六左衛門が血相を変えてやってきました。
井伊家は瀬戸方久などから多額の借金をしており、このままでは井伊家は潰れると言います。
そこに、新しい領主に挨拶をと瀬戸方久が訪ねてきました。
会ってみると、その瀬戸方久は、おとわが幼いころに家出した際に、一晩、泊めて粥もご馳走してくれた流れ者だったのです。
その後、商売で成功して井伊谷で豪商になっていました。
そんな瀬戸方久に、瀬戸村の借金を棒引きにしてほしいと頼むと、瀬戸方久も承諾しますが、条件があると言います。
その条件は井伊家に貸している銭を、いま返してくれるのであればという内容でした。
井伊家の財政は厳しく、30年掛かっても借金を返せないくらいの額になっています。
約束してしまった徳政を出せずに困っていた井伊直虎ですが、瀬戸村の百姓は、祝田村も巻き込んで騒ぐようになります。
そこで、直虎は、瀬戸方久を井伊家の家臣に取り立てて、瀬戸村と祝田村を領地として与え、瀬戸方久に年貢が入るようにし、百姓の返済を猶予させようとひらめき、瀬戸方久を交えて評定を開きました。
しかし、中野直之や奥山六左衛門は、素性も知れない瀬戸方久が、井伊家の家臣に加わるのを反対します。
小野政次も冷笑して、話にらならないと席を立ちますが、そこに、瀬戸村と祝田村が今川家に対して徳政令を願い出たという知らせが届くのです。
・瀬戸方久と井伊谷徳政令とは?【おんな城主・直虎】
・小野政直・小野政次・小野玄蕃・小野朝之【井伊家の重臣である小野家】
・奥山親朝とは~奥山朝利と娘・しの【井伊家一族】奥山六左衛門と奥山孫一郎も
・中野直由・中野三孝・中野直之・松下一定【井伊家の一族で家老職を務めた中野家】
・徳政令とは?~3分でわかる徳政令の意味と問題点
・井伊直虎とは~井伊谷のおんな城主~柴咲コウさんが演じる次郎法師
・井伊直虎ゆかりの地を楽しく観光~お勧めスポットベスト10【おんな城主・直虎】
瀬戸村と祝田村は、上記の通り現在でも地名が残っています。
おんな城主・直虎~第14話のあらすじ
祝田村と瀬戸村の百姓らは、蜂前神社(はちさき-じんじゃ)の禰宜(ねぎ)を通じて、今川家に徳政令を直訴していました。
この裏には、小野政次のたくらみが見え隠れします。
小野但馬守政次は、祝田村に住む新野家の娘と、虎松の母・しのを抱き込み、さらには、中野直之と奥山六左衛門も味方につけていたのです。
そして、小野政次は、井伊家より徳政令を出すようにとの今川氏真の下知を届けます。
これを見越して、井伊直虎は南渓和尚や瀬戸方久に相談して「芝居」を用意していました。
瀬戸村と祝田村を預かった瀬戸方久は、自分がいきなり領主となるのはマズイだろうと言う事で、すでに領地を龍潭寺に寄進したと言います。
今川氏親が定めていた「仮名目録」では、寺領に関しては「守護不入」と言い、今川家が介入してはならないと決まっているので、残念ながら寺領であるから徳政令を出せないと直虎は言いました。
そして、やがて事件が起こります。
百姓らが瀬戸方久を拉致したのです。
急いで村に行った直虎ですが、誰もおらず、蜂前神社に寄ると、ご丁寧にも机の上に、紙とすずり・筆が置かれていました。
これを見た井伊直虎は、実質的に人質に取られた瀬戸方久を救うため、徳政令を発布すると記載して、花押をも添えますが、一匹の「亀」が紙の上に乗って作業を邪魔をします。
我に返った直虎は紙を破りすてました。
翌日、直虎は、もう田植えしなくては、育たなくなりつつある村のたんぼの「苗」を、傑山や昊天と、村人たちに代わって植え始めました。
そんな姿を見ていた、村の甚兵衛らが顔を出しました。
直虎は「瀬戸方久に村の年貢が入るようにして、借金の返済猶予をさせるが、単に徳政令を出すのではなく、その後、瀬戸方久の才覚にて村を潤わせて、皆が豊かになるようにし、その収入によって借金も返せるようにさせたい。」と話します。
その言葉を受けて、村人たちは、田植えに参加するようになり、心をひかれた奥山六左衛門も泥まみれになって参加するのでした。
しかし、今川家の意向は無視された形となったため、最も恐れていた事態が、井伊家にのし掛かります。
・瀬戸方久と井伊谷徳政令とは?【おんな城主・直虎】
・小野政直・小野政次・小野玄蕃・小野朝之【井伊家の重臣である小野家】
・奥山親朝とは~奥山朝利と娘・しの【井伊家一族】奥山六左衛門と奥山孫一郎も
・中野直由・中野三孝・中野直之・松下一定【井伊家の一族で家老職を務めた中野家】
・徳政令とは?~3分でわかる徳政令の意味と問題点
・昊天と傑山~龍潭寺の僧で南渓和尚の弟子の井伊家での活躍
・井伊直虎とは~井伊谷のおんな城主~柴咲コウさんが演じる次郎法師
・今川氏真と言う武将の才覚~今川氏真に足りなかったものは?
・井伊直虎ゆかりの地を楽しく観光~お勧めスポットベスト10【おんな城主・直虎】
・おんな城主直虎のあらすじ~第15話と第16話【NHK大河ドラマ2017】に続きます
※おんな城主直虎は、NHKの商標、または登録商標です。
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