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前人未到の29連勝に挑んでいる、将棋界のプリンス、中学3年生・14歳の藤井聡太四段は、中学校の授業は受けているのでしょうか?
加藤一二三さんの14歳7か月と言う最年少棋士誕生記録を抜いて、2016年10月1日に14歳2ヶ月12日と史上最年少棋士としてプロになった中学生棋士・藤井聡太(ふじい-そうた)さんですが、連勝記録はブロになったあとの初対局となる2016年12月24日から続いています。
その時、14歳5ヶ月5日での最年少勝利も記録しました。
なお、単なる公式戦の連勝が歴代1位と言う事ではなく、プロ公式戦初対局初勝利からの無敗連勝記録も29連勝なので、スゴイですね。
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中学生ではありますが、プロ棋士における将棋の試合(対局)は「平日」に開催されることが多く、しかも1回での平均で持ち時間がひとり5時間ですので、対局者2人で10時間にも及びますので、そんな時には当然、学校は休まなければなりません。
藤井聡太四段の中学校
愛知県瀬戸市生まれの藤井聡太さんですが、通学している中学校は、名古屋大学教育学部附属中学校(名古屋市千種区)となります。
男女共学で偏差値は66の国立学校では唯一の併設型中高一貫校で、1学年は2クラス、年間授業時間は50分×1050コマとちょっと多いです。
得意科目は数学と地理と体育だと言う藤井4段は、休み時間には、鉄道ファンの友人らと電車の話をしたりしているそうですが、友達に将棋の話をすることはないそうです。
もちろん、学校に将棋部も無いようですが、衆議院議員(社民党)の辻本清美さんや、タレントで俳優の加藤晴彦さんらを輩出した名古屋の名門校でもあります。
なお、中学校の同級生や先生も、当然「また勝ったね」と話題にはなりますが、普段の藤井聡太さんは「のほほんとしていて、テレビだと別人だ」「あんな真剣な顔、学校では見たことがない」と3年A組の友人らも話します。
そんな友達も直接本人に、LINEなどで「おめでとう」と言うと、プレッシャーになるだろうからと、言葉は掛けないと言います。
ちなみにサインを求めても「名人になったら~」と、普段から礼儀正しいだけでなく、謙虚だと言う事です。
貴重な情報として副校長先生のコメントがありました。
すごいことになってしまった、というのが正直な感想。
学業と両立できるよう学校として何ができるか探っている・・。
やはり、授業を休むのは「マイナス」で、中学校は義務教育とは言え、出席日数は関係ないので、今後の高校進学条件などに影響があるのかも知れません。
ともあれ、ご両親は「本人の気持ちを尊重」されているご様子で、高校進学に関しても藤井四段に任せているようです。
高校に進学した場合には、出席日数の問題が生じてきます。
学校によっては、土日に補習などを行ったりしてカバーできるところもありますが・・
実際問題、羽生善治九段も卒業日数が足りず、通信制に転入してなんとか高校を卒業していますが、のちご両親は、高校生の時に将棋に集中させてやれなかったと、高校進学を悔やんでおられます。
余談ですが授業が終わると、すぐに自宅に帰って将棋の勉強をしているそうでして、Googleなどで検索しますと変換がうまくいかなくて「藤井余談」と出てしまうこともありますが、羽生三冠にも勝利した藤井聡太さんの将来は、ほんと楽しみですね。
ちなみに、棋士(プロ棋士)は、将棋連盟から支給される基本給があります。
その他に、対極で獲得した賞金、講演会で話をした講師代、指導料などが別途支給されます。
棋士の年収・給料
プロ棋士になると日本将棋連盟より「給料」が支給されます。
前述の通り、階級に応じてまずは基本給があり、その他に対戦による支給もあります。
対局料は名人戦で名人だと1050万円、挑戦者は450万円。
名人戦の勝者には1200万円、敗者は300万円。
将棋教室で先生をすると月額10万円程度、将棋の指導料は1回2~3万円程度となります。
2016年度の獲得賞金・対局料ベスト10は下記のとおりです。
1.羽生善治(三冠)9150万円
2.渡辺明(竜王)7390万円
3.佐藤天彦(名人)5722万円
4.糸谷哲郎(八段)3543万円
5.山崎隆之(八段)3206万円
6.郷田真隆(王将)3185万円
7.豊島将之(七段)2492万円
8.丸山忠久(九段)2210万円
9.三浦弘行(九段)1997万円
10.深浦康市(九段)1849万円
約160人いる棋士の大半は年収1000万円には届かないようですが、プロになれば最低でも年収800万にはなるそうです。
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羽生善治三冠の生涯収入は30億円に迫ろうとしていますので、将棋の世界でトップクラスになるのは、悪くない話です。
プロ棋士になるには?
将棋のプロ棋士になるには、まずは、将棋のプロ育成機関の「新進棋士奨励会」に入会する必要があります。
そして、四段まで昇段しなくてはなりません。
奨励会の受験資格は「満19歳以下」「プロ棋士から受験の推薦をもらう」「プロ棋士の弟子になる」です。
藤井聡太さんの場合、小学4年生のときに師匠・杉本昌隆七段に弟子入りし、入門初日に師匠と対局して藤井さんの方が勝利したとの事です。
2012年9月、10歳のときに奨励会に6級で入会しました。
奨励会で三段まで上がり、さらに所定の成績を収めると四段に昇段して「プロ棋士」になれる訳ですが、年に4名ほどだと言います。
ちなみに、藤井四段が5歳の頃に両親から買ってもらった、子供用将棋は下記の「NEWスタディ将棋」です。
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幼稚園児だった藤井さんは「考えすぎて頭が割りそうだ」とお母さんに話すほど熱中したとと言います。
子供にどんな可能性があるのかは、わかりませんので、ほんと4~5歳の頃には、いろんなことをさせて見ると良いですね。
結構、すぐに売れてしまって、品薄になることも多いので、ある時に注文すると良いです。
以上、将棋(しょうぎ)で話題の藤井四段に関する情報でした。
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