花燃ゆでの時代の流れがわかりにくい
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NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の第21回、2015年5月24日の放送ですが皆様ご覧になっていて、流れがわかりましたか?
これまで、かなり熱心に花燃ゆを応援してきたつもりで、番組の演出などにはこれまで強く否定的なことは申し上げて参りませんでした。
しかし、残念ながら21回目の放送内容は、時代の動きがわかりにくく、理解に苦しみます。
これまで何回も登場していた長井雅楽が、高杉小忠太の介錯で切腹している事がどっかに吹っ飛び、おまけに長州ファイブとまで呼ばれたイギリス極秘留学の5人は、簡単に井上馨と伊藤博文だけが登場と、色々な人物に焦点を当てている割には情けなく思いました。
絞るのであれば、徹底的に絞って、ナレーションや説明・解説をもっとたくさん織り込み、そのうえで役者さんにそれを補うような演出にしないと、この時代はわかりにくいです。
一生懸命学んでいる私でさえ、見ていて「ちんぷんかんぷん」と申しましょうか?、花燃ゆの年月の流れについていけず、何を訴えたいのかが伝わってきません。
これを迷走と言うのですかね?
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このような大きな動きがある局面では、あれこれと詰め込むのではなく、その事を中心に制作した方が良いと思うのですが・・。
吉田松陰の黒船密航の時のように、今回も重要な局面が簡単に紹介されただけでして、流れを理解する為に、ビデオで2回見てしまいました。
インパクトがありません。もう、攘夷実行するのですから、宴会の場面だとか、言いあいだとか、藩主の迷いだとかは、無くても良いと思います。
結局、主役が誰なのか? いまさら言う事ではないかも知れませんね。
例えば「尊王攘夷」なんて言葉は、その名は知っていても、深い意味は良くわからない方も多いんですよね。
それなのに、攘夷とはどういうことか?を充分に説明せずに、役者さんに「攘夷」「攘夷」と言わせるものですから、当方のサイトでも攘夷に関する事項が現時点で検索1位なんです。
充分な解説を「字幕」で丁寧に入れたうえで、歴史を知らない人でも流れがわかるように進めて行かないと、ますます、良く分からなくなってしまうと危惧致しております。
でも、次週も絶対に見ますよ。
ただし、もうこのような作りは勘弁願いたいです。
コメント
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松陰が死んで、亀ちゃんが死んでからダメダメです。
正直、双璧の演技がへったくそ。とくに東出君・・組!のときの香取慎吾をかるーく超えてへったくそ。またそれをカバーできる奴が誰もいない・・えいえいおーって何回もドラマでやってるのを見るとしらけます。また、あの演説の説得力のなさ・・・腹から声をだしてみろよと思いましたもん。
あと「攘夷」「攘夷」ってくそうるさい。「攘夷」の説明と言うものは、龍馬伝から幾度となくやってますがこれが大正解というものでもなく超簡単になら言えるけど、深く下げると長井の航海遠略説も攘夷思想が発展して出来た大攘夷というものだし、井伊大老もその大攘夷に属すもので一見開国に見えても実際のところ「開国思想なんて、この時点ではない。開国は文明開化あたりで行われたものだけど、正直開国思想は敗戦のあとかも?」というところで現在の私のブログでは進めています。あんまり簡単にあーも騒がれると諸外国への過激な行動が攘夷だと入門編の方が勘違いを起こしかねないと危惧します。
ブログのタイトルも「おもしろき ことなきドラマを おもしろく」に変えようかとしんけんにおもったりしますねえ。。。
寺田さま、いつもありがとうございます。
このサイトは毎日見ていないもので、反応が遅くて申し訳ありません。
そうなんですよね。ご指摘の通り、攘夷と言うものが、勘違いされるかも知れませんよね。
それにしても、ブログタイトルの変更までとは、(#^.^#)
お忙しい中、貴重なご意見、誠にありがとうございました。