チコちゃんに叱られる CGチコちゃんはどのように作られるのか?

チコちゃん

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NHKで放送されている人気バラエティ番組「チコちゃんに叱られる」ですが、人気を博しており、視聴率もどんどん上がっています。
そんな5歳のチコちゃんの表情など、どのように出しているのか?
気になる方も多いかと存じます。
そんな気になった私も、さっそく調べてみました。

チコちゃんの設定

名前:チコちゃん
年齢:永遠の5歳
出身:東京都港区白金在中(お金持ちの街)
身長:約170cm?
職歴:NHK総合のバラエティ番組
「チコちゃんに叱られる!」のMC
特徴:口が悪く、たまに大阪弁、表情豊かでかわいい、家でばあやが待っているお嬢様、エステに通っている
交通ICカードはICOCAを持っており、時々、関西弁が出てしまう

司会:ナインティナインの岡村隆史さん
司会アシスタント:塚原愛さん(NHKアナウンサー)
ナレーション:森田美由紀さん(NHKアナウンサー)
チコちゃんの声:木村祐一さん(ボイスチェンジャー)
あとは、基本的に毎回違う、ゲストパネラーとなります。

本放送は、毎週金曜日19:57~20:42
再放送は、本放送の翌土曜日の朝8:15~9:00
いずれもNHK総合(地上波)です。
ただし、金曜日の放送は、ローカル枠のため、放送されない地域もあります。(再放送の時間には全国で放送される予定となっています。)


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チコちゃんの仕組み

まず、番組のスタジオ内で動き回っている、チコちゃんの「ぬいぐるみ」は、実際に中身には人が入って、収録時には動いています。
ボイスチェンジャーで、5歳設定のチコちゃんの声を担当している、木村祐一(きむら-ゆういち)さんの話に合わせて、手足の表現などをしているそうです。
NHKは以前から、しっかりと、入念にリハーサルをしますので、事前に、木村祐一さんが何を話すのか、ある程度、着ぐるみの方も把握しています。
そのため、違和感なく、スムーズな動きができています。

その様子は6台のカメラで撮影されています。
そして、45分番組に編集を終えた後に、今度は、チコちゃんの頭部を「CG」(コンピューター・グラフィックス)に置き換える作業を行っているのです。
そのため、顔の豊かな表情や、目に照明が反射すると言う細かいところは、あとからCGを追加しています。

チコちゃんが「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と怒るシーンにおいて、顔を真っ赤にし、目から黄色い炎を出して、頭から白い湯気が噴き出すのは、CGで造られている訳です。

あとからCGで追加するのではなく、リアルタイム、すなわち収録時からバーチャル(AR)で録画する方法も現在の技術では可能らしいです。
しかし、ヴァーチャルセット設備のがるスタジオを独占する訳にもいかず、頭部だけをあとからトラッキング(追跡)したとの事です。

チコちゃんの頭部モデルは、着ぐるみの頭部を3Dスキャンしたとの事です。
この3Dスキャンのデータを基にすると、違和感なくCGに置き換えられたのに加え、トラッキングの精度も上がったと言います。

最初は試行錯誤もあり、CG置き換えに時間が掛かりましたが、今では作業スピードも上がってきたため、新たな変顔なども追加しているそうです。


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このように、番組収録時には、木村祐一さんに声に合わせて、着ぐるみが動いて動作もします。
そして、顔の部分はあとからCGで付け加えていると言う感じで「チコちゃんに叱られる」は制作されているのでした。

ちなみに、製作しているのは、NHKではなく、フジテレビ系列の共同テレビジョンさんです。
NHKらしからぬ、民放っぽい番組になっているのにも納得できますね。

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