
まだ来年、
2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」
の放送も始まってはいませんが、
少々気が早いですが、
再来年2021年のNHK大河ドラマについて、
どんな物語がくるのか、
また主演俳優がどんな方が出るのか、
記しておきたいと思います。
尚、独断と偏見なので、
あくまでも名もなき民草の戯言と捨て置き下さい。
【時代区分】
今年の大河ドラマ「いだてん」は時代背景が
明治以降から昭和にかけての時代なので
時代区分としては近代から現代となります。
最も1964年(昭和39年)が
現代というと少々語弊がありますが・・・。
もう55年も前の出来事ですからね。
さて、2020年の大河ドラマは
王道その1の「戦国時代」。
2018年の大河ドラマは
王道その2の「幕末」でした。
2016年・2017年も王道の「戦国時代」で
しかも戦国時代の時期や登場人物も、
被っていたため、
まるで連作の様な錯覚をしてしまいました。
でも、そのおかげで当時中学生になった子供は
2016年「真田丸」と
2017年「おんな城主 直虎」と
2年続けて大河ドラマを見たので、
その時代に関しては詳しくなりました。
さて2021年。
その前に2018年~2002年までの
大河ドラマを振り返ってみます。
主役の俳優さんは敬称略とさせていただきます。
<2018年 西郷(せご)どん>
主演:鈴木亮平
【幕末~明治】【男性】【鹿児島】
<2017年 おんな城主 直虎>
主演:柴咲コウ
【戦国時代】【女性】【遠江】
<2016年 真田丸>
主演:堺雅人
【戦国時代】【男性】【信州~大阪】
<2015年 花燃ゆ>
主演:井上真央
【幕末~明治】【女性】【山口、群馬】
<2014年 軍師官兵衛>
主演:岡田准一
【戦国時代】【男性】【播磨、筑前】
<2013年 八重の桜>
主演:綾瀬はるか
【幕末~明治】【女性】【会津、京都】
<2012年 平清盛>
主演:松山ケンイチ
【平安時代末期】【京都、大宰府】
<2011年 江(ごう)~姫たちの戦国~>
主演:上野樹里
【戦国時代】【女性】【近江】
<2010年 龍馬伝>
主演:福山雅治
【幕末】【男性】【土佐、京都、山口、薩摩】
<2009年 天地人>
主演:妻夫木聡
【戦国時代】【男性】【越後】
<2008年 篤姫>
主演:宮崎あおい
【幕末】【女性】【薩摩、江戸】
<2007年 風林火山>
主演:内野聖陽
【戦国時代】【男性】【駿河、甲斐、信濃】
<2006年 功名(こうみょう)が辻>
主演:仲間由紀恵 上川隆也
【戦国時代】【男女(夫婦)】【尾張、土佐】
<2005年 義経>
主演:滝沢秀明
【平安時代末期】【男性】【京都、平泉】
<2004年 新選組!>
主演:香取慎吾
【幕末】【男性】【江戸、京都】
<2003年 武蔵 MUSASHI>
主演:市川新之助(11代目・海老蔵)
【戦国~江戸時代】【男性】【但馬~肥後】
<2002年 利家とまつ~加賀
百万石物語~>
主演:唐沢寿明 松嶋菜々子
【戦国時代】【男女(夫婦)】【尾張、近江、加賀】
(引用元:NHK名作選より)
舞台となった地域は大まかです。
こうしてみると、
王道の戦国時代が続いていたり、
夫婦の物語として題材にされていたりします。
異色作として、
徳川初代の家康から
三代目の家光までのリレー式大河ドラマ
<2000年 葵 徳川三代>や
【戦国末期~江戸時代】
初の沖縄が舞台となり、
半年間の放送期間であった
<1993年1~6月 琉球の風>、
【江戸時代】
大河ドラマ初の昭和史となる
<1984年 二つの祖国>がありました。
個人的には、現在放映中の「いだてん」は
近代史もしっかり描かれているので面白いし、
浅草生まれの84歳の母は、
子供のころから慣れ親しんだ浅草落語が
懐かしくて面白い、といって毎週見ています。
昭和史を描いた「二つの祖国」は
かなり重厚かつ骨太なドラマ展開でしたが、
半面、見終えたあとに重々しくなったりしたので
日曜日の夜には辛かったかもしれません。
それこそ昔「土曜ドラマ」で放映していた
骨太ドラマの類に入るのかもしれません。
さて、そうした訳で2021年の大河ドラマは・・・
【1.戦国時代】
やっぱり、王道ですからね。
大河ドラマといえばドラマティック・エンターテインメント、
華やかさがないと、ね。
しかも、何となく「知っている~」人物たちが
登場して来るので馴染みがあるかもしれません。
ただ、題材としては、
これまで扱ってこなかった人物や地域かもしれません。
今、2020年の大河ドラマに向けて
岐阜県が結構力を入れています。
今まで、近い場所が舞台となってはいましたが、
岐阜はどうも脇役でしたので、
今度こそ岐阜が主役、となるのかもしれません。
最も、其の後は越前ですが・・。
そしてやっぱり京都は外せません。
時代劇には必ず京都が出てきます。
【2.南北朝~室町時代】
子供の話で恐縮ですが、
2016年「真田丸」2017年「おんな城主 直虎」と
2年続けて、戦国時代、
しかも時期が重なっていたので、
2作続けて放送を見ていた子供は、
日本史に興味を持つようになりました。
2020年の大河ドラマは
時代区分は戦国時代ですが、
最後の将軍である足利義昭が、
結構出てきます。
従って、足利幕府と奉公衆、
その前の室町時代の幕府と守護大名たちの
背景を知らないと、面白さや興味が
半減してしまうと思うのです。
なので、今、いろいろとお勉強でもあります。
流行としても、今「応仁の乱」が
見直されてきています。
其の頃の時代の大河ドラマは
8代将軍の妻である日野富子を主役とした
<1994年4月~12月 花の乱>
【室町時代中期・応仁の乱】【女性】
南北朝が起きてしまう時代、
足利尊氏を主役とした
<1991年 太平記>
【鎌倉時代~南北朝】【男性】
がありました。
「太平記」の脚本家の方は
2020年の「麒麟がくる」
の脚本執筆の方でもあります。
「麒麟がくる」で下地を作って、
2021年の大河ドラマでしっかり描く。
ただ、南北朝から室町時代の奉公衆や
守護大名、国衆たちは結構
「仁義なき戦い」を行っているので、
制作側は悩みどころかもしれません。
【主な地域】
さて、時代区分が2つに絞られたところで
次は舞台となる主な地域を取り上げたいと思います。
特に【1.戦国時代】は
過去に多くの題材があったので、
今度は比較的取り上げられていない地域、
しかもあまり多方面に移動しないのが
よろしいかと思います。
と、するとずばり
【1-1.戦国時代の九州】、
【1-2.瀬戸内海】
この地域がそろそろきてもいいと思います。
【2.南北朝~室町時代】では、
この時代、地域、というよりは
中心となる人物がいいと思います。
南北朝の始まりから終焉まで、
鎌倉幕府の倒幕から3代将軍の足利義満の時代、
ということでしょうか?
或いは、ずばり「応仁の乱」。
10年間続いた戦いですからね。
「戦記絵巻」風に、語り部が必ず、
ドラマの始めと終わりに出てきて
わかりやすく解説をする・・。
地域も尾張から福岡辺りまで広範囲なので、
その辺りもしっかりと説明をする。
作り手も見る側も、
それなりのお勉強が必要になりますが、
それこそ、1回見逃すと
訳が分からない!となりそうです。
なので
【2A.南北朝~始まりと終息】
【2B.応仁の乱~予兆から終焉まで】
と、訂正させていただきます。
【根幹となるテーマ】
まず、
【1.戦国時代】は、
2020年の「麒麟がくる」は明智光秀で、
最後は破れてしまうので2021年は
そうではない、負けたとしても必ず起き上がる、
そう、不死鳥の如く、でしょうか。
そして「最後に勝つ!」
これが根幹のテーマとなるかもしれません。
しかし、だからといって、
人を蹴落としたり、己だけがよければいい、
というのはダメです。
そして引き寄せる運も実力のうちで、
良い運を引き寄せるには、どれだけ普段、
他人に良く接しているか、大切にしているか、
が大事なんだそうです。
【2A.南北朝~始まりと終息】
【2B.応仁の乱~予兆から終焉まで】は、
ずばり「虚しさと希望」でしょうか。
エンターテインメント性を強く求められる大河ドラマに
真逆なテーマを、と思われがちですが、
この時代をきちんを描かないと、
次の戦国時代、そして江戸幕府も
何故、武将たちが争ったか、下克上が起きたのか、
戦国時代に、何故名門とされた守護大名たちが
没落していったのかが、
深く理解できないと思うのです。
虚しさの残る仁義なき戦いから義のある戦いへ。
そして天下泰平へと続く・・。
【扱う題材】
【1-1.戦国時代の九州】
もうかなり絞られてきたと思うのです。
2018年・2019年は男性が主役でした。
そして【戦国時代】は
【夫婦】の物語も過去に扱われています。
まだ、取り上げられていない
地域及び戦国大名の夫婦がいます。
ずばり
【立花誾千代と立花宗茂】です。
【1-2.瀬戸内海】
あまり、地域が広範囲には移動しません。
しかも過去にメインでは
取り上げられた事のない地域です。
しかも海運を取り扱うドラマもあまりなく、
それ故に
<2012年 平清盛>は新鮮でした。
戦国時代の海運は更に進化を遂げているハズです。
しかも当時、日本の「海賊」は
世界に恐れられていたともいわれています。
四方を海に囲まれた日本なのに、
「海運」を扱うドラマはあまりありません。
ずばり【海賊の娘】です。
この物語の主人公は、実在されたと言われる人物で、
【女性】です。
【2A.南北朝、始まりと終息】
新田義貞・楠木正成・足利尊氏・足利義満・後醍醐天皇
宗良親王・護良親王辺りでしょうか。
鎌倉幕府の倒幕後、
足利尊氏を徹底的に「悪」として
描くのも面白いかもしれません。
<1991年 太平記>の足利尊氏は、
ちょっと「良い人」の印象が強かったので。
室町時代に入り、
3代将軍の足利義満の頃になると、
能楽や禅庭をはじめ、
様々な文化が華開いた時代でもあります。
そうした人物たちも絡ませると
より面白いかもしれません。
但し、複雑になるので
見る側も大変ですが。
【2B.応仁の乱~予兆から終焉まで】
主人公も題材も毎回もしくは、
第1章・第2章形式で変わるかもしれません。
「また、こんな争いか」と
時には辟易してしまうかもしれません。
けれども、そうした時代を乗り越えたからこそ、
今の世へと続いているとも言えましょう。
【演じて欲しい俳優さん】
【立花誾千代と立花宗茂】
【立花誾千代】
杏さん
綾瀬はるかさん
北川景子さん
清野菜名さん
小芝風花さん
新垣結衣さん
【立花宗茂】
菅田将暉さん
中村倫也さん
賀来賢人さん
岡田将生さん
山崎賢人さん
【村上海賊の娘】
杏さん
上白石萌歌さん
広瀬すずさん
黒島 結菜さん
大原櫻子さん
清原果耶さん
【2A南北朝~始まりから終息】
男性ばかりの登場となりそうです。
護良親王の恋人を登場させて、
花を添えたいところですね。
男性陣は
「なつぞら」みたいに美形揃いではいかがでしょうか?
但し、男も惚れる人物像にしなくてはなりません。
まだ検討が付きません・・。
何か閃いたら更新させて頂きます!
【2B応仁の乱~予兆から終焉まで】
こちらも男性メインとなりそうで、
更に登場人物もかなり多くなりそうです。
歴代の大河ドラマと違って、
主人公は毎回変わるので、
負担が少なくて済むかもしれません。
女性は「日野富子」も登場すると思うので、
日野富子役は思いっきり華があって、
品があって
演技が上手な女優さんに
演じていただきたいですね。
北川景子さん
菜々緒さん
松下奈緒さん
でも、1年間通しての主人公も可能だと思います。
しかも、女性で、主人公兼語り部として。
それは【地獄太夫】です。
【地獄太夫】
地獄太夫(じごくたゆう、生没年不詳)は、
室町時代の遊女で、
梅津嘉門景春の娘で幼名を乙星といったそうです。
如意山中で賊にとらわれたが、
あまりの美貌のため遊女に売られ、
泉州堺高須町珠名長者に抱えられました。
現世の不幸は
前世の戒行が拙いゆえであるとして、
自ら地獄と名乗り、
衣服には地獄変相の図を繍り、
心には仏名を唱えつつ、
口には風流の唄をうたったということです。
(引用元:ウキペディアより)
【応仁の乱】に
最も相応しいヒロインだと思うのです。
もしかしたら時代が少々異なるかもしれませんが、
ほら、そこはドラマだから。
一休宗純と交流があったと記されているようなので、
時々一休さんも登場させて、というのはいかがでしょうか?
【地獄太夫】を演じて欲しい女優さん。
10代から20代の女性が良いと思います。
橋本環奈さん
二階堂ふみさん
広瀬アリスさん
上白石萌歌さん
高畑充希さん
小松菜奈さん
※※何か閃いたらまた更新します。
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