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いだてん「気になる次週の展開」あらすじ第15話~東京オリムピック噺~ NHK大河ドラマ2019年
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2019年のNHK大河ドラマは
「オリンピック」を題材にした「いだてん」~東京オリムピック噺~です。
2019年1月6日(日)から(全47回・初回60分)の放送予定となります。
主役はマラソンの父・金栗四三(かなくりしそう)と水泳の父・田畑政治(たばたまさじ)です。
最初は明治から始まる中村勘九郎さんが演じる
金栗四三(かなくり-しそう)が中心となります。
また、BS4K放送では先行放送が行われます。
このシリーズでは、いだてん放送内容のあらすじ・ストーリーを掲載致します。
従って、ネタバレを含みますので、
放送を楽しみにお待ちになる方は、読まれるのを避けたほうが良いかも知れません。
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いだてん 第15話
四三は実次と幾江から
スヤとの見合いの席が設けられた経緯を聞かされました。
スヤの夫は病弱で、前年の夏に亡くなりました。
そのため幾江が重行に代わる後継ぎを探していると、
実次が四三を養子に出すと申し出たそうです。
池部家にはオリンピックへの渡航費を出してもらった恩があります。
今は池部家から借りている田畑も養子に入れば四三の物です。
でも、突然の話に四三は混乱していました。
「順番のおかしかです。養子組ばしてから縁談ならまだしも」
「スヤと祝言ばあげて庄屋の旦那さんなるとばい。
なんが不服ね」
幾江に問われて四三は言葉に詰まってしまいました。
実次はすっかり話がまとまったような態度なので
四三は思わず叫びました。
「田んぼと嫁は別もんばい!」
するとスヤがこの縁談は水に流してほしいと言って、
部屋を出て行ってしまいました。
幾江は四三を叱り飛ばします。
「四三さん、のぼせなさんさよ!おるが欲しかとはスヤじゃ!
あんたじゃなか!」
重行の死後、スヤは実家に戻りました。
屋敷で一人寂しく暮らし始めた幾江は、
川で鍋を洗うスヤを偶然見かけて確信したとの事です。
「おるはこン人はすきだけん、こん人と暮らしたか。
家がどうの、商売がどうの、そぎゃんことは知らん。
スヤが一番だけん」
スヤをもう一度嫁にもらうために
四三を養子にしようと決めたのであって
縁談を断るなら養子はしないと幾江は語ったのでした。
家に帰ると四三は実次から明後日が祝言だと告げられました。
四三はベルリンでの雪辱に懸ける思いを必死で語り、
卒業後、熊本で教員になる約束は出来ないと言いました。
実次の返答は意外なモノでした。
「よう分かった、なおのこと結婚せい」
教員の給料などたかが知れていますが、
池部家の養子になれば金の心配はなく、
思う存分走ることが出来るという事でした。
「お前、スヤさんのこつ、好かんとか」
真正面から問われて四三は驚き、言葉に詰まってしまいました。
同じころ、池部家ではスヤと幾江が話をしていました。
スヤさえ戻ってきてくれればよいのだから、
後継ぎは四三のほかに探すと幾江が言うと、スヤは首を振ります。
「わたしは、四三さんがよかです。
四三じゃなかったら・・・・こん話はしまいです!」
翌朝、四三は実家の庭で冷水浴をしながら、
海軍兵学校の身体検査に落ちた日の事を思い出していました。
「丈夫な身体ばお国のために使うか、自分のために使うか、
決めるとは四三さんたい、自由ったい」
スヤはそう励ましてくれていました。
最後の一杯の冷水を浴びると、四三は心を決めて立ち上がりました。
大正2年春、四三は池部家の養子となり、スヤを嫁に貰いました。
祝言の晩、四三とスヤは並んで床に就き、話をしました。
「嬉しか。お母さんに恩返しばせんといかん、
池部家の家ば、四三さんと2人で」
言いかけたスヤの言葉を四三がさえりぎます。
「お、お、俺には4年後がありますけん!」
雪辱を果たすまでは、
何よりもオリンピック優先だと四三は語ります。
「・・・・だったら私も何はさておき、お母さんです」
「・・・そぎゃんですか、では、お互い頑張りましょう!」
翌日、四三は妻となったスヤを熊本に残して東京へと戻っていきました。
この頃、孝蔵は旅巡業中で、
浜松の「勝鬨亭(かちどきてい)」という寄席に滞在していました。
ここは三度の食事が出て楽屋に泊まることができ、芸人の間では
「困った時の浜松勝鬨亭」と言われているそうです。
勝鬨亭には「ちいちゃん」と呼ばれる娘が働いており、
孝蔵を気に入って何かと気にかけてくれていました。
ある日孝蔵は楽屋でちいちゃんのお酌で酒を飲み、
お茶子の政治(まさじ)という少年に自分の高座の感想を尋ねてみました。
「まあ、大したもんだやぁと思いましたね。つっかえずに言えて、
たんと稽古したんだろうな、偉いやぁーって」
ちいちゃんによると、
政治は近くの造り酒屋「八百庄(やおしょう)の次男坊で、
父のお供で小さいころから寄席に通っているのだという事でした。
「エラえなって、それだけかい、あすこが面白かったとか・・」
「面白かぁねえ」
はっきり言われて孝蔵が怒ると、小円朝が口を挟んできました。
「当たってるよ」
「じゃあてめえの人情噺はどうなんだい、このハゲ!」
つかみかかった孝蔵に小円朝は激怒して
勝鬨亭から追い出してしまいました。
東京では治五郎が、
体協の金銭問題の解決ばかりを優先する
理事たちに苛立っていました。
四三は、そんな治五郎に結婚の報告をする
きっかけをつかめずにいました。
そのまま春が過ぎて夏を迎えると
四三は館山で強化合宿を行います。
7月に開催されるオリンピックでは
暑さが最大の敵となります。
そこで四三は「耐熱練習」と称し、
日中最も気温が高い時間帯に帽子もかぶらず、
がむしゃらに走り続けるという危険なことを繰り返しました。
孝蔵はといえば、猛暑の中、万朝と二人で旅をしていました。
ある日、浜名湖にかかる弁天橋を渡ろうとしていると、
ふんどし姿の少年たちが橋の上を歩いてきました。
浜松は古くから水泳が盛んで
「浜名湾流」という日本泳法もある程です。
それを学んでいる少年たちは水に入り、器用に泳ぎだしました。
孝蔵はその中に政治の姿を見つけました。
「おーい、浜名の河童!潜ってウナギでも捕ってこい!」
政治はひたすら真剣に泳ぎ続けていました。
秋が過ぎて冬になり、
四三の東京高師卒業の日が近づいてきました。
卒業生は通常、全国の中学で教職に就くのですが、
四三は教員にならずにオリンピックまでの二年半、
マラソンのみに集中しようと決めていました。
それを池部家に手紙で知らせると幾江が怒り、
金栗家に乗り込んできました。
「卒業したら帰って来るて言いよるけん養子にもろたとに!
騙されたばい!」
四三の手紙には、
養子話も縁談も破談にしてもらって構わないと書かれており、
実次は平謝りするしかありませんでした。
永井もまた、四三の決断に激怒します。
4年間、官費の教育を受けておきながら、
教員にはならないというのは
けしからんことだというのです。
それでも四三は、教員たちを前に、
東京でトレーニングを続けると言いました。
すると治五郎が四三に、靴を脱いで裸足になる様に命じます。
「見たまえ、血マメだらけじゃないか。
なんと不格好でみっともない足」
教員は学生の見本となるべきであり、
これでは人の上には立てないと治五郎は言うのでした。
「こんな足では、
世界一のマラソン走者ぐらいにしかなれんといっておるのだよ」
存分に走れと治五郎は四三を励まし、
衣食住の面倒は体協が見ると言い出しました。
「君はマラソンを極めて我が国におけるプロフェッショナルの
スポーツ選手第1号になりたまえ!」
その後、スヤから便りが届きました。
そこには、話が違うと騒ぐ幾江を、
四三がオリンピック制覇を果たすまでの辛抱だと
説き伏せていると書かれていました。
四三は感謝の想いを返事に記しました。
「これを励みに、日々ますます精進する所存。
スヤさんもお体ご自愛ください」
気になる次週の展開、第16話は、準備ができ次第、別記事にて掲載させて頂く予定です。
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<14話>
いだてん「気になる次週の展開」あらすじ第14話~東京オリムピック噺~ NHK大河ドラマ2019年
<16話>
いだてん「気になる次週の展開」あらすじ第16話~東京オリムピック噺~ NHK大河ドラマ2019年
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