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- おんな城主直虎のあらすじ~第9話と第10話【NHK大河ドラマ2017】
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目次 Contents
NHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」のストーリー(あらすじ)、第9話と第10話です。
その後ですので放送が楽しみな方は、ご覧にならないようお願い申し上げます。
なお、実際のドラマ内容とはちょっと異なる部分があるかも知れませんが、内容的にはこのような展開になるようです。
上記写真はNHK渋谷のスタジオパーク(有料入場)にて撮影させて頂いたものです。
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おんな城主・直虎~第9話のあらすじ
いよいよ桶狭間の戦いとなります。
井伊直盛らの無事を祈っていた次郎法師ですが、今川家が大敗を喫したとの知らせが井伊谷に届きます。
そして、傷を負った兵らが次々と戻ってきました。
次郎法師は、龍潭寺の昊天や傑山らと負傷兵の手当てに当たりますが、その中には深い傷を負った奥山朝利の姿もありました。
この奥山朝利は、井伊直親の正室「しの」の父で、しのの妹・なつは、小野玄蕃に嫁いでいます。
小野玄蕃の討ち死にを聞かされた「なつ」・・。
また、大事な弟を亡くした小野政次となりましたが、井伊家の当主・井伊直盛の生死はまだ不明でした。
しかし、その井伊直盛も首ひとつになって戻されます。
井伊直盛は、自分の首を持って織田兵にふりをして逃れれば、井伊家の武者がひとり生き延びられると、首を持ち帰った奥山孫一郎に申し付けたとのことでしたが、父を失った次郎法師も衝撃を受けます。
命を落とした井伊家の武将15名と主従16名の葬儀が龍潭寺で営なわれ、次郎法師も必死でお経を唱えました。
その後の井伊家を話し合う評定の場にて、奥山孫一郎が井伊直盛より遺言を預かっていると言います。
それは、井伊谷を中野直由に任せると言う内容でした。
驚いた一同ですが、小野政次が「嫡流・井伊直親さまが跡を継げば、今川氏真の弔い合戦に繰り出させれるを亡き井伊直盛は懸念したのでは」という趣旨を述べると皆、納得します。
しかし、この裁定にがっかりしたのは、親戚筆頭の奥山朝利でした。
次郎法師は母・千賀のそばにいるため、井伊家の館に戻ることを決め、南渓和尚の許可を得ます。
母・千賀は亡くなった家臣の遺族あてに書状を何通も書いており、その書状は次郎法師宛にも用意されていて、それを読んだ次郎法師は泣くのでした。
大混乱となった井伊家でしたが、しのが懐妊します。
その報告に喜ぶ奥山朝利の屋敷に、小野政次が、亡き弟の子・小野亥之助と母・なつを小野家に引き取りたいと申し出てきました。
小野政次が井伊家を乗っ取るのではと警戒する奥山朝利は、小野政次が帰ろうとしたところを背後から斬りつけてしまいます。
しのが解任した話を聞いて複雑な心境だった次郎法師もやがて、井伊家のために感謝しようとご本尊を拝みますが、そんなところに血まみれになった小野政次を見つけると「奥山朝利を切ってしまった」と言います。
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・井伊直虎とは~おんな城主になった訳と次郎法師のまとめ
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・「龍潭寺」みどころと南渓和尚と呼ばれた南渓瑞聞とは~井伊家発祥の井戸も大河ドラマで注目
おんな城主・直虎~第10話のあらすじ
小野政次の傷の手当てをした次郎法師は、きちんと井伊直親に話せと言いますが、いくらなんでも許すまいと小野政次は拒否したため、隠れさせます。
井伊谷は騒然となっていて、しのと奥山孫一郎は「ケガをしている者を討つなど卑怯であり、敵(かたき)をとって欲しい」と懇願します。
井伊直親・中野直由・新野左馬助・奥山孫一郎が話し合いを進めていると、小野玄蕃の妻・なつが、小野家の名代として訪ねてきました。
そして事の発端は、自分が奥山の家から小野家に戻りたくないと言ったため、このような惨事になったと言い、次郎法師の母・祐椿尼も、遺児・小野亥之助のことも少しは考えてほしいと言います。
奥山家が小野家を討てば、小野亥之助に取っては、亡き父の家と、母の家が争うことになるのです。
これらの策を講じていたのは、次郎法師で、井伊直親はその気配を感じ、先に刀を抜いたのは奥山朝利のほうだとして、小野丹波守政次は身を守るためやむなく刺したのではと意見を述べます。
そして、義理の父の敵を取れないのは惜しいが、小野政次を咎めることもできないとその場を抑えました。
井伊直親が枯れ井戸に行くと、そのには小野政次がおり、これで検地の時の借りは返したと言い離れます。
さらに次郎法師(井伊直虎)は、小野政次が奥山朝利の怨霊を恐れて写経を始めたと噂を流します。
実際に写経をさせると、井伊谷の衆は小野政次も心を入れ替えたと考えるようになりました。
翌年の1561年4月、しのが後継ぎとなる男児を産みます。
虎松と名付けられた男の子を抱いた井伊直平も大喜びで、祝いの席には遅れて小野政次も顔を出しました。
持参したお祝いの品は、かつて今川家からの下知と言う事で、奪っていた井伊直満の旧領を、虎松に譲るという覚書だったのです。
枯れ井戸に虎松誕生のお礼を述べていた次郎法師は、井戸の水が溜まっているのに気が付き、ご初代様も祝ってくださっていると感じます。
一方、今川家においては、岡崎城の松平元康が反旗を翻して、今川家と手を切ったため、三河の国衆らはこぞって松平家に味方します。
そして、1562年1月には織田信長と松平元康は清洲同盟を結びました。
これに怒った今川氏真は、寝返った国衆の妻子を捕らえて、見せしめの処刑を行います。
そのため、まだ今川家にいた松平元康の正室・瀬名と2人の子にも危険が迫っていました。
この争いに対して、井伊家は様子見となりましたが、唯一のおなごの友である瀬名を次郎法師は見捨てることができず、龍潭寺を抜け出して駿府に赴きます。
寿桂尼(じゅけいに)のもとを訪ね、瀬名を助けてほしいと懇願するが、そこに上ノ郷城が落ちて鵜殿長照(うどの-ながてる)が討死したとの報がもたらされます。
孫の死を受けた寿桂尼でしたがは、瀬名と次郎法師を合わせます。
瀬名は、こんな自分に会いに来てくれて嬉しいと涙を流しますが、すでに瀬名の自害は予定されていたようで、明日決行との知らせが入ります。
せめて、竹千代と亀姫だけは助けてほしいと願い出る瀬名でしたが聞き入れらません・・。
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※おんな城主直虎は、NHKの商標、または登録商標です。
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