いだてん「気になる次週の展開」あらすじ第2話 ~東京オリムピック噺~ NHK大河ドラマ2019年

いだてん

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2019年のNHK大河ドラマは「オリンピック」を題材にした「いだてん」~東京東京オリムピック噺~となります。
2019年1月6日から(全47回・初回60分)の放送予定で、主役は前半と後半で2人となり、最初は中村勘九郎さんが演じる金栗四三(かなくり-しそう)となります。
BS4K放送では先行放送が行われます。
このシリーズでは、いだてん放送内容のあらすじ・ストーリーを掲載致しますが、一部、ネタバレとも言えますので、放送が楽しみな方は、読まないほうが良いかも知れません。


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いだてん 第2話

日本初のオリンピック予選会マラソン競技で優勝した
金栗市四三は、明治24年(1891)8月20日、
熊本県玉名郡春富村で生まれました。
金栗家の家長である信彦は病弱で6代続いた酒蔵を潰しましたが、
子宝には恵まれて妻のシエとの間に四男三女をもうけました。
その下から二番目が四三でした。
信彦が四三歳の時に生まれたことから名づけられた四三は父に似て、
赤ん坊の時からひ弱でした。
四三がうまれた年、
嘉納治五郎
熊本の第五高等中学校(五高)の校長に就任しました。
明治29年(1896)、金栗家の朝食の席で、
四三の祖母のスマが言いました。
「熊本の嘉納先生の柔道ばみれるらしかばい」
病弱な四三も治五郎に抱っこしてもらえれば
丈夫に育つとスマはいうのでした。
当日、信彦が熊本に連れていくと言い出し、
こうして父と四三のふたりで五高を目指したが、
信彦は現地に着くまでに疲れ果ててしまい、どうにかたどり着くが、
治五郎が稽古をする道場は、外まで見物人であふれかえり、
気の弱い信彦は人波をかき分けて前に出ることが出来ません。
四三はそばにいた青年に抱えてもらい、
何とか治五郎の後頭部だけは見えたのですが、
抱いてもらうことは叶いませんでした。
帰宅後、家族の問いに信彦は
「抱っこしばいてもろたけん、もう大丈夫だたい!」
と言い、家族の笑顔を前に四三は口をつぐんでしまったのでした。
小学校に入学しても四三は相変わらず病弱で気も小さかったのでした。
けれども、とある大発見をして変わるのです。
きっかけは長兄の実次(さねつぐ)の妻であるキヨメの出産でした。
お産の際、シエはキヨメに規則的に呼吸をするように教え、
四三も学校までの山道を駆け上がりながら、
いろいろな呼吸法を試していました。
その結果、
「すっすー、はっはー」と二回ずつ吸って吐けば苦しくないことが
分かったのでした。
こうして四三は、玉名高等小学校に進学してからも、
往復三里の道のりを韋駄天の如き速さで通学出来たのです。
明治38年(1905)3月、信彦が吐血し、
かかりつけの医師を呼びに行きます。
懸命に走るうちに四三は足にけがを負い、
かかりつけ医の春野はそれを見て、
娘のスヤに手当てをするように命じて、
自分は馬で金栗家に向かいました。
「これ危ないけん、よかったら使って・・・ぎゃ」
スヤは転んだ拍子にけがをしてしまい、
四三はスヤをおぶって走り続けました。
其のころ、金栗家では信彦がこん睡状態になり、
うわごとをしきりに言っていました。
「四三は嘉納治五郎先生に抱っこしてもろたけん、
とつけむにゃあ男になるばい」
「とつけむにゃあ」とは熊本弁で「とんでもない」という意味です。
そして信彦は四三がもどらないうちにこの世を去りました。
同じ年、四三は玉名中学校に進学しました。
寄宿舎生活を始めましたが、
週に一度は五里の道のりを走って実家へ帰ります。
歓迎してくれる家族を前に四三は
海軍兵学校を受験したいと話しました。
海軍兵学校なら授業料はかからず、卒業後は将校になれます。
信彦の死後、父親代わりとなった実次も
四三の決意を認めてくれました。
以来、四三は試験に向けて、切磋琢磨の日々を過ごします。
学力には自信がありますが、
まずは身体検査に通らなくてはなりません。
風邪を引きやすい四三は、
中学の漢文の教師である五条先生か
ら教わった予防法に取り組みました。
それは、裸で頭から水をかぶる「冷水浴」というもので、
四三はこの方法を毎朝の習慣としました。
その後行われた海軍兵学校の身体検査は
想像を超える厳正なものでした。
その帰り道に四三が橋の上から川を眺めていると、
春野スヤが大きな声で歌いながら自転車で通りかかります。
「会いたかばってん 会われんたい♪
たった一目でよかばってん♪
あの山一丁越すとしゃが♪」
スヤは四三を見つけると自転車を放り出して駆けてきました。
「金栗さん、父から聞いたとですよ。海軍兵学校ば受けるて」
「落ちました」
四三はそのご、スヤと河原で話をしました。
「みんなの期待ば背負うて海軍ば受けたばってん、合わせる顔のなかです」
するとスヤが意外な言葉を口にするのです。
「丈夫ならそれでよかたい。丈夫な身体ばお国のために使うか、
自分のために使うか決めるとは四三さんたい、自由ったい」
帰り道、四三は自転車をこぐスヤの横を並んで走り、
スヤに教わった歌を一緒に歌いました。
「ちりりんちりりんとでてくるは♪
自転車乗りの時間借り♪」
それは当時の流行歌「ハイカラ節」の替え歌で「自転車節」という曲でした。
其のころ、美濃部孝蔵は、芸者遊びの勘定をごまかそうと逃げ込んだ寄席で、
運命的な出会いをしていました。
その日は、名人とうたわれる落語家・橘家円喬(たちばなやえんきょう)が
高座に上がっていました。
孝蔵は円喬の「付き馬」という噺に魅了され、
弟子になろうと決意したのでした。
一方、開銀兵学校への道が絶たれた四三は、
中学の級友である美川秀信(みかわひでのぶ)から東京高師を受験すると聞かされます。
美川から「教育」という雑誌を渡され、そこには
「嘉納治五郎」の名前がありました。
「知っているとね?東京高師の校長先生ばい」
美川のその言葉に四三は衝撃を受けたのでした。

気になる次週の展開、第3話は、準備ができ次第、別記事にて掲載させて頂く予定です。

いだてん~東京オリムピック噺~出演者キャスト速報


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<1話>
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