いだてん「気になる次週の展開」あらすじ第20話~東京オリムピック噺~ NHK大河ドラマ2019年

いだてん

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2019年のNHK大河ドラマ
「オリンピック」を題材にしたいだてん」~東京オリムピック噺~です。
2019年1月6日(日)から(全47回・初回60分)の放送予定となります。
主役はマラソンの父・金栗四三(かなくりしそう)と水泳の父・田畑政治(たばたまさじ)です。
最初は明治から始まる中村勘九郎さんが演じる
金栗四三(かなくり-しそう)が中心となります。
また、BS4K放送では先行放送が行われます。
このシリーズでは、いだてん放送内容のあらすじ・ストーリーを掲載致します。
従って、ネタバレを含みますので、
放送を楽しみにお待ちになる方は、読まれるのを避けたほうが良いかも知れません。


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いだてん 第20話

治五郎はIOC会長・クーベルタンに直訴状を提出しました。
これによってマラソンは、
アントワープオリンピックの正式種目に復活しました。
体協本部では選手の選抜会議が開かれていました。
今回は会計監督の岸の手腕で、
選手15人、監督1人の渡航費が支給されます。
マラソンは四三、茂木ら4人と決まり、
アメリカ在住のテニスの有力選手が2人選ばれました。
また野口が陸上の「十種競技」への出場を申し出て認められ、
水泳は浜松の内田正練(うちだまさよし)らが選ばれました。
東京を離れた孝蔵は、その後浜松の勝鬨亭で高座に上がっていました。
ある日、ちぃちゃんが孝蔵に尋ねます。
「八百庄のまーちゃん、覚えてるらぁ?」
孝蔵の落語を面白くないと言った政治のことです。
その政治が春からは帝大生になるというのでした。
政治はこの頃、医師に泳ぎを禁じられているにもかかわらず、
「浜名湾遊泳協会(はまなわんゆうえいきょうかい)」を率いており、
オリンピックの代表に選ばれた内田正練もこの協会のメンバーでした。
内田のオリンピック出場を祝う会で政治は「クロール」という
泳ぎ方があることを聞かされます。
この頃、日本の泳ぎ方といえば、
武術として受け継がれてきた日本泳法が一般的でした。
クロールというのは、
顔を水につけて足をじたばたと動かすらしいと内田が言うと
一同は大笑いしました。
ある日、四三は夜も明けきらないうちから
下宿の近所を走っていました。
すると変わった格好をしたシマと出くわしました。
シマが着ていたのは自作のトレーニングウェアでした。
近頃シマは、
人目につかない早朝のうちにランニングをしていました。
四三はミルクホールで女子スポーツについてシマと話をしました。
オリンピックの日本代表に女子選手はいません。
弥彦はいずれ西洋のように
日本でも女子スポーツが盛んになるかもしれないと言ったが、
実際には西洋でもまだ認められておらず、
シマはそれを理不尽だと感じていました。
「男が走ると喝さいを浴びるのに、女は人目を気にして
こっそり走るしかないなんて」
その不満に何と答えればよいか、四三にはわかりませんでした。
大正9年5月、アントワープに向かう
日本選手団の壮行式が横浜港で行われました。
選手団の主将は野口、
監督は東大陸上部出身の弁護士・辰野保(たつのたもつ)です。
13人の選手と監督が横浜から船でサンフランシスコへ行き、
アメリカ大陸を横断、
ニューヨークで団長の治五郎、テニスの2選手と合流します。
そこからはOLYMPIC号という船で
ロンドン経由でアントワープを目指します。
その頃、東京女高師では、トクヨがシマを講師室に呼んで、
打ち明け話をしていました。
「私は胸が苦しいのです」
女子体育という使命に生きると誓ったはずが、
今はその男性を想う気持ちが抑えられないのだとトクヨは言うのです。
別の男性との見合い話がきているのですが、
とても行く気にはなれないと、トクヨは苦し気に語りました。
「私の代わりに見合いに行っていただきたいのです」
そう頼まれて、シマは困惑してしまいました。
OLYMPIC号の船上では、日本選手たちの英国の入国手続きのため、
パスポートが集められました。
ロンドンでの手続きが済みパスポートが返却される際、
選手団の面々は四三の名字が「金栗」ではなく、
「池部」と書かれていることを知りました。
四三はしかたなく、養子縁組をして妻子がいることを明かしました。
「金メダルば獲ってから、晴れて紹介つもりでした」
という四三に治五郎がハッパをかけました。
「発表したからには金メダル獲らないわけにはいかんな!」
8月3日、一行はベルギーのアントワープに上陸しました。
14日に開会式の日を迎えました。
入場行進を前に日本選手団がロッカールームに集まっていると
そこに弥彦がやってきたのです。
「やあ、久しぶりだ、韋駄天!」
弥彦は前年から横浜正金銀行のロンドン支店に勤務していたのです。
四三と弥彦はたった二人で出場した
ストックホルムオリンピックを振り返り、感慨にふけたのでした。
開会式後、四三はスヤに手紙を送りました。
「いよいよ平和の祭典、開幕いたし候。
帰ったら報告会のあるけん、金メダルと共にスヤを皆に紹介ばしよう」
それから三か月後、
東京高師の講堂でオリンピック報告会が開かれました。
会場の後方にはスヤと実次がいました。
2人は選手団の中に四三を探しましたが、
その姿はどこにもいませんでした。
壇上では主将の野口が前に出て、
団長の治五郎が欧州視察後帰国するため、
自分が代理で報告すると述べました。
テニスではシングルス、ダブルスともに
銀メダルを獲得、野口の十種競技は12人中最下位、と
報告が続く中、政治が会場に入ってきました。
壇上では、水泳の内田が、
東京高師の斎藤ともども予選敗退したと報告しました。
「世界の競泳会は今、クロール一色であります。
日本も早急にクロールを習得し、普及させなくてはならない」
政治はその言葉に衝撃を受けるのでした。
最後に野口は、マラソンの報告を始めました。
スタート後、四三は茂木を励ましながらアントワープの街を走り、
「寒さに気ぃつけて自分のペースで!」と
助言を残してペースを上げました。
折り返し地点では、25位、その後5位まで順位を上げ、
35キロメートル地点までは快調に飛ばしていました。
しかし、その後ペースダウンし、16位でゴールしました。
記録は2時間48分45秒でした。
「原因は・・・やはり8年間の無理がたたったのではないかと」
そう語る野口に向かってトクヨから厳しい質問が飛びます。
「嘉納団長の会見はいつ開かれますか?
今回の惨敗、会長の責任を問う声もあります」
一度は廃止が決まっていたマラソンを正式種目に加えてもらったあげく、
四三はぶざまに負けてしまった・・・。
国際舞台で赤っ恥をかいたということだとトクヨは言い募ります。
「金栗選手は負けとらんったい!」
叫んだのはスヤでした。
「42キロ、日本人で初めて完走ばしたとでしょうが!
16位ばってん、うちにとっては大勝利!金メダルたい!」
報告会の後、永井は野口とトクヨに
アントワープで聞いた治五郎の言葉を伝えました。
「会長職を持する決心をした。
私も古い人間だからね」
50年後、100年後の日本選手たちが今と変わらずに
スポーツを楽しんでくれていることを望むと
治五郎は語ったとの事でした。
傷心の四三は、オリンピック後ヨーロッパをさまよい、
ベルリンにたどり着きました。
選手として全盛期だった4年前、
金メダルを期待されながら戦争のために中止となり、
挑戦することさえかなわなかった、夢のひのき舞台です。
スタジアム近くの広場で今後の身の振り方を考えていると、
突然足元に槍投げの槍が飛んできました。
そして、短パン姿のドイツ女性がやってきて四三に謝りました。
女性は四三からずっと離れた場所まで駆け戻り、
また槍を投げました。
「・・・・え、そぎゃんとこから?」
女性の力でこれほどの距離を投げられるものかと、
四三は驚愕したのでした。

気になる次週の展開、第21話は、準備ができ次第、別記事にて掲載させて頂く予定です。

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