本日も晴天なり~キャスト・出演者一覧リスト【NHK朝ドラ】2022年再放送版

本日も晴天なり~キャスト・出演者一覧リスト

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本日も晴天なりとは

朝ドラ「本日も晴天なり」(ほんじつもせいてんなり)は、NHKのBSプレミアム(BS-3) / BS4Kにて、2022年9月19日(月)から、毎週月曜~土曜(週6話)の午前7時15分放送。(放送回数153回)
今から40年以上の前の1981年10月5日~1982年4月3日まで放送されたNHK連続テレビ小説第28作の再放送となる。
当時の平均視聴率は36.6%、最高視聴率は43.3%であった。

ヒロインの原日出子(はらひでこ)さんは、当時デビューして映画1本・テレビドラマ2本程度であり、本日も晴天なりでの主役抜擢により俳優(女優)としてブレイクした。
まだ、この時代はNHKの担当者が俳優さんの自宅を訪問して主役採用をご家族に挨拶する時代であった。


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「本日も晴天なり」と言うのは、当時のラジオ放送の際にマイクテストで使った言葉が由来だが、本来「本日は晴天なり」と言うべきところを、主人公が間違って「本日も晴天なり」と言って叱られたエピソードからとなる。

あらすじ・物語

東京・人形町で育った桂木元子は、戦時中の人材不足の折、日本放送協会が募集した初の女子放送員に合格。
31名の女性アナウンサーの一人として入局を果たす。
戦時下の特別なケースとはいえ、アナウンサーの多人数採用は、NHK史上でもこの年だけ。
疎開せずに働くも1年で終戦となり、男がいない間の代わりでしかなかった彼女たちは全員失業。
「これ」と決めたことは全力でやり抜く、男子顔負けの元気印なのがヒロイン。
後年は夫婦で松江に移り住み、戦後は約18年間主婦となったあとにルポライター、そして作家への道を歩んでいった。
仕事に生きがいを求め、意欲を持って生きた昭和女性の奮闘記。
時代設定は昭和19年~昭和48年。

出演者・キャスト一覧

本日も晴天なりの役者(俳優・女優)さん情報。

※順不同・敬称略 (上段は役名)

桂木元子 ~NHKアナウンサーから作家に転身するヒロインであだ名はガンコ
— 原日出子

モデルの近藤富枝さんは日本橋の袋物問屋に生まれたが、ドラマでは人形町の設定。
太平洋戦争末期の昭和19年(1944年)からNHKアナウンサーを1年行うと終戦。
玉音放送の日には、降伏を阻止しようとする青年将校らから銃剣を突き付けられ怖い思いもしたと言う。
戦後、防衛庁戦史室に務める夫と2人の子供を育てた。
その後、作家になり、1963年「週刊朝日」のルポで「私の八月十五日」が特選になるなどエッセイストとしても活躍。
モデル人物の近藤富枝さんは2016年に死去。93歳

大原正道 ~兄の先輩で陸軍中尉、戦後に桂木元子と結婚する
— 鹿賀丈史
※モデルは元軍人で軍事史研究家になった土門周平さんで、戦後は自衛隊に入るなどした

桂木宗俊 ~桂木元子の父で江戸染紺屋「吉宗」の主人
— 津川雅彦

桂木トシ江 ~気丈なしっかり者な桂木元子の母で職人からも慕われる
— 宮本信子

桂木正大 ~桂木元子の兄、フィリピンで戦死
— 福田勝洋

桂木巳代子 / 藤井巳代子 ~桂木元子から3才年下の妹で総菜の料理研究家になる
— 小柳英理子

桂木順平 ~桂木元子の弟で吉宗を継ぐ
— 吉田紀人
— 斉藤健夫

花山洋三 ~桂木元子の叔父で喫茶「モンパリ」店主
— 上條恒彦

花山絹子(はなやま きぬこ)~元子の叔母で宗俊の妹
— 茅島成美

向井恭子 ~アナウンサー時代の同期生でNHKに残った
— 小島りべか

五十嵐悦子 ~アナウンサー時代の同期生で相撲茶屋に嫁ぐ
— 渡辺佐和子

立山のぼる ~アナウンサーの同期で戦後ハヤカワと結婚
— 有安多佳子

向井恭子(むかい きょうこ)~9人の中で唯一NHKに残った女子アナ
— 小島りべか

五十嵐悦子(いがらし えつこ)~アナウンサー時代の先輩
— 渡辺佐和子

浅岡喜美代(あさおか きみよ)~犬張り子と呼ばれたアナウンサー時代の同期
— 鳴海和世

飯島トモ子(いいじま ともこ)~仙台に配属となった田舎なまりの同期
— 菅原香織

青山光子(あおやま みつこ)~鹿児島に配属となったアナウンサー同期
— 麻茶れい

三井良男(みつい よしお)~唯一男性だったアナウンサー同期
— 星充

黒川由美(くろかわ ゆみ)~先輩アナウンサーで避難した明治座で亡くなる
— 水島美奈子

近藤喜代(こんどう きよ)~GHQ職員と英語で堂々と渡りあう演出家
— 仙北谷和子

内田雅美(うちだ まさみ)
— 上岡一美


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芸者・金太郎 ~芳町界隈の芸者だが軍需工場で働き東京大空襲で亡くなる
— 木の実ナナ

神長幸之助 ~近所に住む父の旧友で三味線屋「秀美堂」の主人
— 牧伸二

神長小芳(かみなが こよし)~幸之助の妻
— 左時枝

吉田友男 ~隣人で銭湯「中の湯」の主人
— 犬塚弘

池内千鶴子 ~大原正道に憧れる友人で手紙を託す
— 石井めぐみ
おんな太閤記では前田利家の娘・まあ役

沢野 ~放送局の職員で元子らの退職の原因を作る
–森田順平

立花国明(たちばな くにあき)~面倒見の良い放送員室長
— 渥美国泰

本多 ~玉音放送の進行および説明放送を担当
— 山本紀彦

川西 ~放送局員
— 富田浩史

桃絵 ~放送局で働く勤労学生
— 麻生えりか

芦田 ~放送会館の録音技師
— 平沢公太郎

村田 — 和田周
田中少佐 — 江角英
医者 — 鈴木昭生


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キン ~先代のときから吉宗で働くおキンばあや
— 菅井きん

彦造 ~吉宗にある長屋に住む50代の独身男性
— 森三平太

草加 ~フィリピンで戦死した兄の戦友だが騙す
— 冷泉公裕

長谷川芳信 ~桂木家の近所に住むご隠居
— 増田順司

長谷川百合子(はせがわ ゆりこ)~芳信の娘
— 井上英以子

ジョー・ハヤカワ ~日系アメリカ人記者でのぼると結婚する
— 深水三章

東島巡査 — 坂口芳貞

主婦 — 坂井寿美江、西川ひろみ

立山松代(たてやま まつよ)~のぼるの母
— 文野朋子

外人記者 ~ハヤカワと共にモンパリを訪れていた記者
— フィリップ・グライスマン

闇市の男 — 東龍明

吾郎 ~闇市で盗む浮浪児で神長家の養子になる
— 前田晃一 / 吉田茂樹

浜村 ~歌舞伎役者・松本幸四郎の番頭
— 矢田稔

区役所の職員 ~正大の戦死公報を持ってくる
— 宮沢元

草加国明(くさか くにあき)~戦死した正大の迷子札を持ってきた元兵隊
— 冷泉公裕


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大原波津 ~風格と威厳を持つ大原正道の祖母
— 原泉

大原邦世 ~大原正道の母
— 磯村みどり

大原泰光 ~大原正道の父
— 森塚

大原政久(おおはら まさゆき)~大原家本家の大叔父
— 下條正巳

大原忠之(おおはら ただゆき)~大原家本家の大叔父
— 井原幹雄

善吉(ぜんきち)~キンの息子で銀太郎と結婚する
— 小松政夫

藤井祐介(ふじい ゆうすけ)~巳代子を見初めて結婚する
— 赤塚真人

銀太郎(ぎんたろう)~芳町の芸者で善吉と結婚する
— 日向明子

木下浩之、市川兵衛、江藤漢斉、浜田晃、伊藤正博、坂本由英、羽鳥靖子、谷津勲、阪上和子、山崎満
— 茅島成美

泰子 ~女性時代の編集長
— 三木弘子

圭子
— 鈴木美江

その他

田中美佐子
川上麻衣子
木下浩之
市川兵衛
江藤漢斉
浜田晃
伊藤正博
坂本由英
羽鳥靖子
谷津勲
阪上和子
山崎満
ほか

ナレーター — 青木一雄 (元NHKアナウンサー)

脚本 — 小山内美江子

音楽 — 作曲家の三枝成章
歌 — 西尾尚子

オープニングで登場する「がらくたで作ったオモチャ」は、昭和を代表する洋画家・香月泰男さんの作品。

ロケ地

日本橋・人形町のの水天宮
松江の宍道湖(しんじこ)など

気になる最終回ストーリー

朝ドラ「本日も晴天なり」の最終回の話は概ね間のような感じだと思われます。
なにぶん40年以上前の話ですので、違っておりましたら申し訳ありません。

元子が企画した三人の座談会がねらい通り成功し面白い記事ができる。
しかし、その直後に父・宗俊が寝込んでしまった。
元子たちがその異常に気がついた時、すでに宗俊は帰らぬ人となっていた。

人形町界わいの人びとの悲しみの涙の中で、宗俊の葬儀がしめやかにとりおこなわれる。
そのころ連続しておこった飛行機事故が、新聞の紙面をにぎわしていた。
富士山に飛行機が墜落したと言う突然のニュースに「女性時代」編集長の泰子(三木弘子さん)は、元子にその取材をたのむ。
元子が初めて経験する地方出張取材であった。

ところが元子の取材中、夫・正道のもとに松江から祖母・波津(原泉さん)が危篤との電話が入る。
元子が松江にかけつけた時は、すでに波津が息をひきとったあとだった。
正道に支えられるように波津の霊前にむかった元子は、骨箱を抱きしめるように号泣するのだった。

<注釈> 昭和41年(1966年)3月5日、英国海外航空(現在のブリティッシュ・エアウェイズ)ボーイング707型機が、羽田空港から香港へ向かう途中、富士山付近の上空で乱気流にて右翼が分断され、墜落した航空事故。(124名全員死亡)
1966年の日本では5件の航空事故が発生しており、2月4日には全日空が夜間着陸にて羽田沖で墜落、前日の3月4日はカナダ太平洋航空が濃霧の羽田空港で着陸に失敗し炎上していた。


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コメント

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  • コメント (1)

    • YK
    • 2023年 3月 25日

    最終回として示されている内容は中盤から後半の話しの一つです。
    最終回は、元子の出版記念を正道の受賞記念と一緒に行うという中で、元子のライフワークである孤児についての取材に行くところで終わりです。
    その前に息子の大介の結婚騒動やアフリカ行きがあります。

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